WALK あばうと 日本4,000山

「新日本山岳誌」掲載の約4000山が修行の地。 めざせ山仙人!
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6月初めの三方崩山(2,059m)

雪深い山の6月梅雨入り直前は、1年でもっとも美しい季節。

そんな短いひととき、白山山地の三方崩山(2,059m)へ。

 

白川村平瀬集落から西に入る林道にある三方崩山登山口。

登山届を出して、林道をさらに1キロ余り上がった終点に愛車奥地君を待たせ、熊鈴を付け登山開始。

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歩きだして尾根に取り付くまでの急登は、ブナにミズナラ、トチなどの大木が連続。

尾根に出ると、雪深い山らしくまっすぐ30mほどの高さに伸びたみごとなブナの純林となる。

この山は、ずいぶん久し振りで、稜線に出るまでの記憶はほとんど残っていない。

こんないい山だったんだなあ!

白山山地のブナ林は、世界遺産の白神山地に次ぐ規模なのを実感。

登山道のある山は、安心して樹々の美しさを眺められて、それもありがたい。

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1,373mの四等三角点を通過。

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一本調子の長い登りも、新緑に、ツツジやウワミズザクラの花も登場して、気分良く登っていける。

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1,624mのポイントで樹林帯を抜け、いきなり目の前に激しく崩落した三方岩岳が姿を現す。

その名の通り、北東・南東・南西の三方向に崩落しており、帰雲山と同様天正大地震(1585年)によるもの。

登山道は、手前のピークから巻き込むようにして奥の山頂に続いている。

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崩落地すれすれの稜線を登っていくと、背後に御母衣ダムと、御嶽山が見える。

その間の稜線は、位山から川上岳への「天空遊歩道」。

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標高2,000mあたりの鎖場のある登りと下りが今回最大の難所。

そこを越えると、道はしっかりしてくる。

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無事二等三角点のある三方崩れ山山頂に到着。

白山方面は、奥三方岳(2,150m)が間に入るので、あまり見通せない。

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そのかわり、東側は切れ落ちた「白ガレ」と呼ばれる崩落地があるため、すこぶる好展望。

登って来た稜線、その向こうに猿ケ馬場山、さらに剱岳方向が展望でき、それぞれの山域の個性の違いが際立つ。

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山頂からほんの少し下ったところのササの茂みに残雪が乗っかり、その上から白山〜別山の展望が得られた。

奥三方岳は、夏場はヤブがひどくてたどり着くのは大変らしいけど、きっと白山の大展望台なんでしょう。

残雪期なら、とも思うけど、その季節は三方崩山の稜線が大変そう。

生半可に行けない場所は憧れをふくらませる、山に飽きることなんかきっと永久にない。

20200607三方崩山15.jpg

<登山記録>  (―:車、…:徒歩) (↓地図クリックで拡大)

2020年6月7日(日) 快晴 単独行

自宅4:15―荘川I.C.―平瀬―三方岩岳登山口―林道終点(駐車)7:00…1,373m四等三角点8:05…1,624mポイント8:35…1,886m四等三角点9:20…三方崩山山頂10:20〜10:45…1,624mポイント12:05…林道終点13:30―(しらみずの湯)―法伝の滝16:05―(帰路)

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