WALK あばうと 日本4,000山

「新日本山岳誌」掲載の約4000山が修行の地。 めざせ山仙人!
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銚子ヶ峰(1,810m)〜願教寺山(1,691m) 残雪期周回

4月11日、前週に引き続き、Tuboさんと、残雪の山へ。

Tuboさんが長年行きたかった願教寺山を、銚子ヶ峰とつないで周回することに。

 

登山口へ向かう大杉林道の雪は、ほとんどなくなって、例年なら4月下旬のたたずまい。

6:50 銚子ヶ峰から白山へと続く、千年以上の歴史を持つ信仰の道・美濃禅定道に重なる南縦走路に入る。

20200411願教寺山1.jpg

420段の石段を登ると出会う、樹齢1800年以上とも言われる石徹白の大杉は、禅定道をたどる者たちをずっと見下ろしてきた。

銚子ヶ峰も初めてのTuboさんは、感動して見上げていた。

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尾根に出てしばらくで、雪道となる。

銚子ヶ峰6回目のぼっちにとっては、懐かしいブナ林の道、懐かしい神鳩避難小屋であります。

無雪期には日帰りの山として最近人気の高いこのルートも、新型コロナウィルスの自粛もあってか、名古屋からの3人組、大阪からの2人組と出会っただけ。

2パーティーも、願教寺山を周回されるという。

20200411願教寺山5.jpg

神鳩避難小屋から、母御石まで急登すると、背後に丸山(左)芦倉山(右)、その背後に大日ヶ岳がよく見える。

「『岐阜百秀山』勝手に選定委員会」として、丸山(1,786m)芦倉山(1,717m)の、どちらを入れるかも宿題。

野伏ヶ岳あたりから見ると、芦倉山のすっと引き絞られた頂きが格好いいけれど、近くから見比べると、標高が69m高い丸山の方が、大きく立派に見える。

僅かな差ではあるものの、やはり丸山を「勝手に『岐阜百秀山」」に入れたい。

20200411願教寺山7.jpg

銚子ヶ峰山頂から眺める三ノ峰、そして別山。

銚子ヶ峰の次の1,784mピークから、願教寺山〜野伏ヶ岳方向の稜線に入る。

いったん大下りして、広々とした雪原に降り立った先には、願教寺山、よも太郎山と続く。

その背後には、(左から)荒島岳、経ヶ岳、赤兎山など、福井県の名山。

20200411願教寺山10.jpg

ひろびろとした雪原の縁をたどっていく。

今回は、願教寺山を「勝手に『岐阜百秀山』」に入れるか、3月9日に登って心ひかれた野伏ヶ岳南の小白山(1,609m)にするかの、決定も大事な目的。

「こんなに気分よく縦走できて、展望もすばらしい願教寺山は、いい山だと思う」と、感激のTuboさん。

確かに、前回この稜線を一気に一日で縦走した時は、願教寺山の部分だけを見ていないから、その良さを見過ごしていたかもしれない。

ただし、眺望は、三ノ峰が迫って、別山や白山が見えない願教寺山より、白山ばっちりの小白山の方がいいようにおもわれる。

20200411願教寺山15.jpg

願教寺山山頂が迫る。

雪の多かった前回は、重みで山頂直下に大きな亀裂が入り、ルート取りが大変だった。

今回は幸か不幸か貧雪なので、亀裂はない。

わかんからアイゼンに履き替え、登りつめる。

20200411願教寺山16.jpg

やりました。

三ノ峰の右肩に別山がのぞき、今日は雲がかかっていたけれど左肩には白山も見えるという。

そうなると、願教寺山の眺望ポイントは上がるし、標高も82m高いし、何より小白山は三角点が500m以上福井県側にあるから、やはり願教寺山が「勝手に『岐阜百秀山』」で決まりだな。。

下山は、少し引き返し、1,405mポイントを通る長い尾根へ下る。

間違った尾根に入るとリカバリーが大変だけど、ありがたいことに、2パーティが先行したトレースを追いかけていくことができる。

ただし、自己責任の山、読図は怠らない。

20200411願教寺山17.jpg

尾根の先端で一回渡渉し、対岸の小規模な河岸段丘上をしばらくたどり、笠羽谷に架かる橋を渡る。

橋の手前での渡渉が、本ルートの一番の難所。

ここでドボンとしたら、登高意欲がなくなりそうなので、今回は尾根往復ではなく、銚子ヶ峰側から周回にした。

他の2パーティーも同じルート取りをしていたし、縦走気分と、豪快な尾根下降が味わえるから、ベストコースでありましょう。

20200411願教寺山19.jpg

廃道状態の林道を下り、登山口に15時15分に帰着。

大杉林道の状態がよかったから、思ったよりずっと早く下山できた。

フライフィッシングが趣味のTuboさんは、釣れそうなポイント多いなあと、石徹白川を観察。

セツブンソウらしい花を見付けたり、フキノトウを採ったり、キツネ君に会ったり、阿弥陀ヶ滝に寄ったり、登山後もなかなか楽しかった。

しかし、仲間との登山は、岐阜県に非常事態宣言が出されたことから、これからしばらくは控えなければならない。

単独行・誰とも出会わない山ならお許しいただけるだろうと、しばらくはそんな山を見つくろうつもり。

20200411願教寺山20.jpg

<登山記録>  (―:車、…:徒歩) (↓地図クリックで拡大)

2020年4月11日(土) 快晴のち晴 メンバー:Tubo,botti

自宅4:00―白鳥I.C.―石徹白(駐車)…南縦走路登山口6:50…石徹白大杉7:00…神鳩避難小屋8:55…銚子ヶ峰山頂10:05…1,784mピーク10:30…願教寺山山頂12:35〜13:05…最初の渡渉点14:15…笠羽谷橋手前の渡渉点14:40…南縦走路登山口15:15…駐車点―阿弥陀ヶ滝―(帰路)

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(地図1:全体ルート)

(地図2:渡渉部分拡大図)

 

| ぼっち | 「岐阜百名山」勝手に選定委員会 | 21:12 | comments(0) | - | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!









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