WALK あばうと 日本4,000山

「新日本山岳誌」掲載の約4000山が修行の地。 めざせ山仙人!
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熊本の山旅(3)―天草 次郎丸嶽・太郎丸嶽

内陸岐阜県人のぼっちにとって、海は特別な場所で、島にある山には憧れを感じてしまう。

せっかく熊本県まで来たので、11月17日は、未踏の地・天草に渡り、島の山を巡ることにした。

天草が一つの島でなく諸島で、上島・下島を中心に多くの島があることさえ知らなかった (ロ。ロ;

 

今回は、上島にある九州百名山次郎丸嶽(397m)と太郎丸嶽(281m)、下島の最高峰にして珍名の山天竺(538m)を回る計画。

熊本のホテルを早立ちし、宇土半島から橋を渡って天草諸島に。

海を見ると、山をみるのとはまた違うドキドキを感じる。

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まずは、上島の西辺という集落にある、次郎丸嶽・太郎丸嶽登山口へ。

400m足らずの山と甘く見てたけど、しっかり市が駐車場や案内板を整備している。

上天草市では、市のHPに次郎丸嶽・太郎丸嶽など島の山を案内する「トレッキングブック」まで載せてしっかりPRしている。

内陸県で森林率全国2位の岐阜県がどうして山を観光資源としてしっかり活用しないのか、改めて残念におもう。。

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のんびりした農村風景を抜け、山道にさしかかる。

角ごとに、手作りの看板や標識があって、天草の人々の愛情を感じるな。。

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スギ林の中を抜け、カシやコナラなどの広葉樹林入る。

登山開始から30分ほどで、次郎丸嶽・太郎丸嶽の分岐に出る。

まずは、右手の次郎丸嶽方向に進む。

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山頂の手前に大岩があり、ロープにつかまって上に立つ。

場所柄、登山用のザイルではなく、船舶用のロープなんでしょう。

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山頂直下には石の祠がある。

治郎丸嶽は、かつて弥勒嶽とも呼ばれ、山岳修験の霊場だったのだという。

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登山開始から約1時間で、治郎丸嶽山頂に到達。

子ども連れも登るお手軽な山ながら、高度感と展望はばっちり。

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島原湾の島々、島原半島の雲仙普賢岳などが展望でき、とても標高400m弱の山とはおもわれないスケール感。

低くても、九州百名山なのは納得。岐阜県には絶対ないタイプの山。

南を見ると、上島の最高峰倉岳(682m)などが見える。こちらも九州百名山。

また、東側の金毘羅山(258m)などの海沿いの山々は「天草観海アルプス」と呼ばれ、縦走路がある。

治郎丸嶽を後に、分岐まで戻り、太郎丸嶽をめざす。

途中、治郎丸嶽の全容が拝める地点がある。東側が断崖になっているのがよく分かる。

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太郎丸嶽山頂に到着。

なぜ、兄の太郎丸嶽のほうが、弟の治郎丸嶽より低いのかについては、次のような伝説がある。

「昔、太郎丸と次郎丸という仲の良い兄弟の山がありました。兄の太郎丸のほうが高かったのですが、ある時兄の太郎丸が『次郎丸、今日も松島の島々に沈む夕陽はきれいだなあ』というと弟の次郎丸は『兄ちゃんはいいね。俺は兄ちゃんの影で一度も見たことがない』といいました。すると兄は弟の次郎丸がよく見れるように頂上を崩し、弟のより低くなり次郎丸は毎日松島の美しい景色と夕陽をみれるようになったという。」

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おだやかな海越しに見える雲仙。

本日、11月17日は、1990年(平成2年)普賢岳が噴火活動を開始した日にあたる。

当時は、雲仙という一地域のできごとととらえていた。

しかし、日本の火山は、どこもがいつ活動を活発化させてもおかしくないと思うようになっている。

 

さあて、次は珍名の山、天竺へ。((3)につづく)

<登山記録> (―:車、…:徒歩)

2019年11月17日(日) 晴

熊本ホテル7:00―治郎丸岳・太郎丸岳登山口9:30…分岐10:00…次郎丸岳山頂10:30~10:40…分岐11:00…太郎丸岳山頂11:25…登山口11:55―(昼食後「天竺」へ)

 

| ぼっち | 日本4000山 | 21:11 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!









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