WALK あばうと 日本4,000山

「新日本山岳誌」掲載の約4000山が修行の地。 めざせ山仙人!
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根尾東谷・西谷分岐の山−岩岳(999m)

大白木山を後に、根尾東谷川を下って岩岳に向かう。

岩岳は、根尾川の支流、根尾東谷川と根尾西谷川に挟まれた山域の最も南にあり、西板屋・東板屋の集落の背後にそびえ、里からもよく拝むことができる。

「根尾村史」によると、「中世から近世にかけて山伏修行者の往来もあり、修験道場の一つとして名山の名がある」とされ、明神山、能郷白山とつないで回峰行が行われていたという。

最近は、地元本巣市が「本巣七名山」のひとつとして売り出している。

20181201根尾板屋.jpg

登山口は、国道418号線から根尾東谷川沿いに東板屋を進み、上葛谷に向かう橋を渡ったところから右手(北東)に入った場所。

能郷白山開山1300年記念祭に合わせ、登山道が整備されたばかり。

登山口の標識に「注意!スズメバチ」のポスターが貼られていたし、ヒルが多いとの情報があるので、晩秋〜初冬、早春が登山適期でしょう。

20181201岩岳登山口.jpg

登り口が標高200mあまりのため、標高約750mの折越峠から登りだす大白木山に比べるととても暖かい。

その分、山頂までの標高差が大きいためということなので、心して登山開始。

作業道と登山道を兼ねたスギやヒノキの植林帯の道をしばらく進むと、尾根に取り付く分岐がある。

20181201分岐.jpg

標高をあげていくと、コナラやカエデなどの雑木林となり、紅葉の名残りがある。

ネジキ坂という、まずまずの登りとなる。

20181201コナラ.jpg

標高600mほどまで登ると、イワウチワ平という標識のある小平地に出る。

このあたりまで来ると、もうすっかり落ち葉して、岩岳の山頂が透かして見える。

20181201イワウチワ平.jpg

イワウチワ平を過ぎると、胸突八丁という長い急坂となる。

虎ロープにつかまらないと、滑り落ちてしまいそう。

20181201胸突き八丁.jpg

山頂直下は二重山稜のようになっていて、「憩い凹(くぼ)」と名付けられていた。

このあたりは岩が露出しているので、岩岳の名の由来となったのかもしれない。

ちなみに、ここの赤テープは標識補助型。

20181201憩い窪.jpg

小平地となった岩岳山頂に到着。

ま新しい、山名標識が立てられている。

大白木が1,234.5mなら、岩岳がスリーナインと、並びのいい数字の山に連続して登った感じ。

20181201岩岳山頂.jpg

残念ながら千mに満たない山なので、山頂からの展望は、落葉期でもほとんど得られない。

山頂直下のガレ場からは、西に雷倉のシルエットが眺められた。

20181201雷倉.jpg

スズメバチにも遭わず無事下山。

淵を作りながら清らかに流れる根尾東谷川まで下りると、橋の欄干に「かみくずばし」とある。

おお! 紙屑なんて珍名じゃないかと感動して対岸の欄干を見たら「上葛橋」だった。

上葛谷に架かる橋だからかと納得しつつ、ちょっと残念。。

時は15時。さて、上大須まで戻って、マタギのWさんにご挨拶してこようか。

20181201根尾東谷川.jpg

<登山記録> (―:車、…:徒歩) (↓画像クリックで拡大)

2018年12月1日(土) 曇時々晴 単独行

―折越峠―上葛谷出合(駐車)11:15…岩岳登山口11:25…イワウチワ平12:35…岩岳山頂13:15〜13:35…イワウチワ平…登山口14:50…上葛谷出合15:00―上大須(マタギのWさんに会いに行く)15:25〜16:30―うすずみ温泉17:00〜17:30―自宅18:50

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<メモ>

・「本巣七名山」として地元がPRしており、2018年は能郷白山1300年祭とタイアップして、登山道が整備された。

・樽見線の終着駅樽見駅から登山口まで2.5劼覆里如公共交通機関だけでも登山できるし、中腹より上は落葉樹林で新緑や紅葉を楽しめる。

 名古屋あたりからなら、静かで手ごろな山で、のんびり里山を歩きたい向けにはいいでしょう。

・ただし、千mに満たない里山のため、展望はほとんどきかず、この山ならではの個性というものには乏しい。

 例えば、飛騨岳人に、はるばるお越しくださいとは、言いにくい山かもしれない。

 

| ぼっち | 「岐阜百名山」勝手に選定委員会 | 06:05 | comments(1) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
11月21日に自分も登りました。中腹までのモノフォレストには、うんざりですが、上部の二次林は、なかなかよい風情が感じられました。登りも胸突き八丁とかそれなりに登りごたえが有る山ですね。下りで、本巣7名山を目指していそうな健脚にあっただけでした。頂上は展望はありませんが、途中の崖の所からは、能郷白山が磯倉を従えた勇姿を見ることができます。 飛騨の岳人に来てもらうには、一寸と言うのは、さすがに卓見ですね。ただ、標高が999メートルと言うことで、スリーナインで特認点にはならんでしょうか?北の倉見に縦走できると、樽見鉄道で縦走できるすてきなコースになるのですが?最後が温泉、乾杯プランの楽しい山行が出来ると思います。この辺にはない可能性が無くもないと思います。
| kameyama | 2018/12/05 9:58 PM |









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