WALK あばうと 日本4,000山

「新日本山岳誌」掲載の約4,000山が修行の地。 めざせ山仙人!
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越美山地に秋到来―冠山(1,257m)

11月、いよいよ奥美濃地方にも秋山シーズン到来。

「『岐阜百名山』勝手に選定委員」ぼっちが、今年集中的に踏査している岐阜・福井県境にまたがる越美山地は、道なきヤブ山が多い。

ダニもヒルも樹も草も活動を休止する今から雪で林道閉鎖されるまでの短い期間が、その調査最適期間。

集中的に、しっかり調査していきマス (ロ。ロ)/オウ

 

5日、まずは偵察を兼ねて冠山と金草山へ。

標高1,050mの冠山峠を登山口とする両山は、しっかりした登山道があり、見晴らしもいいので、越美山地の全容を確認するには好適。

2山登って帰宅後は畑の芋掘りもしたいので、夜明け前に出発。

徳山ダム湖に差しかかる頃は、まだ満月が明るい。
岐阜県大垣市と福井県南越前町を結ぶ国道417号線は、徳山ダム建設のおかげですばらしい道路になった。

ただしダムから奥の県境部分は未開通区間となり、すれ違いもままならない林道冠山線をたどっていくことになる。

愛車奥地君、ガンバってくれたまえ。。
快晴の天気予報だけど、大気にはまだ昨日の雨の湿気が残っている。

冠山の頂きを、最後の雲が抜けていく。
県境の冠山峠に到着。

大きな峠の石碑をはさんで福井県側は、池田町の町名標識。

岐阜県側は、徳山村―藤橋村―揖斐川町と標識が並び、徳山ダム建設とともに、町村合併が進んでいった歴史を物語る。

ちなみに、藤橋村の標識裏に記された当時の村長は、ぼっちの高校時代の同級生の父上であられマス。
6時50分冠山に登山開始。

登山道もない山が多い越美山地において、日本300名山の冠山は、登山道が整備され、往復2時間余りと手頃なので、例外的に登山者が多い。

静けさを求めて、早朝出発したけれど、ブナ林に包まれた登山道は、クマのにおいがプンプン。

熊鈴を鳴らし、時々ホイッスルを吹き、クマ避けスプレーがいつでも使えるようガンマンのように身構えながら進む。
ようやく朝霧も去って、冠山の尖った山頂が姿を現す。

「物見山」が東日本に偏っているように、「冠山」という名の山は、西日本に偏在している。

文化的な背景があってのことかもしれない。。
峠から約45分で、ササの中の小平地冠平に出る。

ここから見上げるピークは、岩の壁状で冠の形には見えない。

少し戻った右手から取り付く。
短いけれど、それなりの岩場があり、山登りらしい気分が味わえる。
冠山山頂に到着。

360度の展望が得られるのも、越美山地では例外的。

三等三角点は、点という字が「點」となった古いもの。

かつて、林道もない時代に三角点を据えていった先人がいてこそ、地図ができ、道ができていったのだと思うと、そのご苦労に頭が下がる。
山頂から岐阜県側の山々を望む。

金草岳、釈迦嶺、笹ヶ峰に美濃俣丸、不動山、千回沢山、蕎麦粒山五蛇池山上谷山

金草岳と蕎麦粒山を除くと、登山道のない山ばかり。
冠山山頂から下山にかかる頃には、空気も澄んでくる。

立派なブナ林越しに、次に向かう金草岳を観察。

 

冠山は今でこそ、越美山地でも例外的に登りやすい山になっているけれど、林道ができる前は、シタ谷をつめて南面の岩壁を攀じて登頂するしかなかったため岐阜県でも最難峰の1つとされていたそう。

そんな歴史を知りつつ、敬意を持って登りたい山でありマス。

 

<登山記録>
2017年11月5日(日) 快晴  単独行 (―:車、…:徒歩)
自宅4:50―(国道417号線・林道冠山線)―冠山峠(駐車)6:55…冠平7:50…冠山山頂8:05~8:25…冠山峠9:15…桧尾峠10:30…金草岳山頂11:25~11:50…桧尾峠…冠山峠13:45―(帰路)

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