WALK あばうと 日本4,000山

「新日本山岳誌」掲載の約4000山が修行の地。 めざせ山仙人!
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4年目のふくしま応援登山(4)―志津倉山(1,234.3m)

ふくしま応援登山、最後の山は、志津倉山(しづくらやま)。
「倉」とか「堯廚箸い辰震召蓮大岩に付けられることが多いけど、ここも多くの巨岩があることで有名。
そして、岩にまつわる伝説も、いくつも伝わっているそうな。
「猫啼岩」には、齢千年を経たカシャ猫が棲み、葬式の時に死体をさらいに来るとか、
「父の胎内」「母の胎内」という洞窟に入りこむと、廃人になるとか、
「雨乞岩」は、日照り続きの時村人が集まって祈れば、たちどころに雨が降るとか、
ものものしい山でありマス。

20151005志津倉山登山口登山口までは、昨日博士山に向かった県道32号線を途中で外れ、59号、153号とどんどん山中に入っていく。
県道が通行止めになったところが、登山口。
途中の分岐から、登りは沢沿いの「大沢コース」を選択。
20151005志津倉山登山道渓畔林の美しいみちのくの山に続けて登っているので麻痺しちゃいそうだけど、志津倉山のそれは、特筆もの。
サワグルミなどの巨木はほれぼれする風格。
20151005熊笛月曜の平日登山なので、人の気配はまったくない。
豊かな森は熊の住みかでもあるから、笛を吹きながら進んでいく。
20151005雨乞岩沢を詰めていくと、突然巨大なスラブ(平面状の岩)「雨乞岩」が現れる。

20151005志津倉山登山道2雨乞岩までは、刈り払いがしっかりされていたけれど、ここからはあまり手が入っていないので、笛を吹く頻度が高くなる。
傾斜もだんだんきつくなる。
20151005志津倉山稜線屏風岩を左手に見ながら、細いシャクナゲ坂を詰めていくと、棚状になった三本松に到着。
ようやく視界が開けてくる。
ブナ平で稜線にたどり着く。
左手に取ると志津倉山本峰(1,203m)らしいけど、踏み跡はほとんどなし。
20151005志津倉山山頂稜線までの急登が嘘のような、おだやかなブナの道をたどると、いつしか志津倉山山頂に。
1234mという覚えやすい標高。
山頂は、ていねいに刈り払われていて、南と北の視界が得られる。
南側でまず目につくのは、七ヶ岳の七つの峰。
左手に目を映すと、登ったばかりの那須連山が。
そして北側には、会津盆地を囲む磐梯山、吾妻連峰、飯豊連峰など。
本名御神楽の三角錐も目立って、そそられちゃうな。。
20151005志津倉山山頂展望
20151005栃太郎尾根を先に進み、細ヒドコースで下山。
今回の山は、どこも捨てがたいけど、森の深さ、巨木の多さは志津倉山が際だっていた。
「栃太郎」と名付けられた巨木の大きさを示すため、手を伸ばしてみたけど、一周には、ぼっち5人くらいいりそう。

今回のふくしま応援登山、深い森にむしろ元気をいっぱいもらって帰路についたのでありマシタ。

<登山記録>(―:車、…:徒歩)
2015年10月5日(月) 晴時々曇
 西山温泉5:30―(県道32・59・153号線)―志津倉山登山口6:15 … 三本松7:55 … ブナ平8:10 …志津倉山山頂8:35〜9:00  … 糸滝9:40 … 登山口10:35―宮下温泉栄光館(入浴)―立木観音13:30―会津坂下I.C.―(新潟経由帰路へ)

<メモ>
・志津倉山の登山口は、県道153号線の通行止地点であり、そこまでは民家も近く、舗装もされている。駐車場は5台程度。
・巨岩に張り付いたようなルートは急登であるが、登山道は、おおむねしっかりしている。
 高齢化の問題を抱えながら、地元で整備に当たられているとか。
 ありがたいことデス。
・登山口から往復4時間30分程度のコースタイムながら、深い森と巨木あり、巨岩あり、鎖場あり、山頂の展望ありと、山登りの味わいが凝縮されている。
 都市部の近くでは、あり得ない山。福島県まで足を運ぶ価値が十分ありマス。

| ぼっち | 東北の山 | 06:35 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!









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