WALK あばうと 日本4,000山

「新日本山岳誌」掲載の約4000山が修行の地。 めざせ山仙人!
9月の大坐小屋たより―プチ同窓会

久しぶりの大坐小屋便り。

9月に入り、小屋のある飯縄山山麓の飯綱高原も、秋の気配。

14、15日は、学生時代のサークルの仲間5人、小屋にて同窓会をやることに。

布団を干して、わさわさに生えた夏草の通路部分だけとりあえず刈って、長野駅に皆さんをお迎え。

20190914小屋1.jpg

まずは、日の暮れる前に、戸隠山や高妻山の展望台にご案内。

秋晴れでよかった。。

20190914小屋2.jpg

赤ワインと、日本酒と、ビールと、持ち込みの酒はいろいろ。

こんな時、どんな酒とも合い、手間がかからなく、秋らしい芋煮が一番であります。

20190914小屋3.jpg

翌朝も快晴。

飯綱高原は、実は学生時代、ふた夏連続でサークルの合宿をやった思い出の地でもある。

懐かしの大座法師池を散歩しながら、ボート乗り場の立て札に「ボートで立たない・泳がない・浮島に乗らない」とあったのに、ことごとくやっちゃったねえ、と昔話。

人生、それから、いろいろあったにしても、この場所に立てば、隔てる時はなきがごとし。

ただし、もう水草でできた浮き島はなくなってしまったし、さすがに泳ぐ気にはなれないけど。。

20190914小屋4.jpg

皆さんを、駅までお送りした後は、小屋管理人業務。

凍結して壊れてたシャワーの混合水栓を取り換え、小屋敷地を全面草刈り。

(暗くなるまでやってたので、作業後の画像なし。)

 

それでは皆さんお元気で。またお会いしましょう (ロ。ロ)/

 

| ぼっち | 山小屋たより | 05:56 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
5月の大坐小屋たより―雪解け後は忙しい

北信州飯綱高原にある、ぼっちが管理している大坐小屋。

残雪期の登山が忙しくて、2月に雪下ろしをして以来行っていないので、10連休後半に3か月ぶりに風を通しに行く。

雪解け後は、床が浸水しているとか、水道管が破裂しているとか、何かトラブルがあるだけに、この時期の小屋訪問はドキドキもんであります。

 

長野市街地を抜け、カーブの連続する七曲りで、一気に標高を上げると、芋井地区と呼ばれる山の斜面に張り付いた集落群に出る。

少し寄り道して、久し振りにこの地区にある神代桜に会いに行く。

推定樹齢千二百年の老木で、素戔鳴尊(すさのうのみこと)が、この地を訪れ休んだ時、手にしていた桜の木の杖を地に差したものが根付いたとの伝説がある。

花の盛りにやや遅れたせいか、独りきりで巨木に向かい合うのは、特別な時間。

20190504神代桜.jpg

山の斜面に張り付くように集落や林檎畑があって、信州の人は本当にまめだなあと思う。

20190504芋井.jpg

さらに標高を上げ、飯縄山山麓の飯綱高原に出ると、大谷地湿原では、ミズバショウや、リュウキンカが花盛りを迎えていた。

20190504リュウキンカ.jpg

ようやく、大坐小屋に到着。

今年は、除雪車が敷地に入り、積んであった丸太を倒し、雪とともに小石を多量に入れていた。

20190504大坐小屋.jpg

小屋のまわりは、新緑には少し早く、林床には、ニリンソウやエンレイソウが咲き始めていた。

ドキドキしながら、水道の止水栓を開くと、風呂場の混合水栓が凍結で破裂していて、多量の水が噴き出した (ToT)マタヤッタカ

20190504小屋の花.jpg

混合水栓の修理は後回しにして、以下の作業を実施。

・屋根に積もったカラマツの落ち葉の掃き掃除

・松の花粉が積もったベランダの拭き掃除

・風を通し、布団干し

・野沢菜を漬けた樽を洗い乾燥

・除雪車の件について自治会長さんに電話

 

ひと区切りついたので、混合水栓購入と、買い出しのために、いったん下界に降りる。

風呂にも入っておきましょうと、ぼっちのお気に入り、高山村の山田温泉の大湯に脚を延ばす。

20190504大湯.jpg

帰路は、ちょっと大回りして、小布施経由とする。

林檎畑の向こうに北信五岳が並ぶ。

岐阜県民としてはちょっと悔しいけれど、北信州の春の晴れやかさは、別格だなあ。。

 

小布施に新しく出店したスーパーのTSURUYAで買い出しをし、DIY店で混合水栓を買い、小屋に帰還。

・混合水栓の取り換え

・ビーフシチューの製作(自宅への土産かわり)

・野沢菜の古漬けの塩抜き

まめな岐阜県民管理人は、以上今回の作業を完了したのでありました。

20190504北信五岳.jpg

 

| ぼっち | 山小屋たより | 06:27 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
1月の大坐小屋たより―雪中初詣で

新年だから、改めて申しますが―

当ブログ管理人ぼっちの名前の由来を、独りぼっちの「ぼっち」だと思われている方もおられるかも。

しかし、この名は長野市のシンボル飯縄山山麓にある大座法師池に伝わる大男ダイダラボッチの伝説にちなむもの。

そして、ぼっちが管理している標高1,100mの飯綱高原にある大坐小屋の名もこの池からもらったものなんであります。

それじゃ、なぜ「大座」じゃなくて「大坐」にしたのかは、ゆったりすわるという意味を強調したかったから。

現実には、小屋でゆったりすわっているのは連れ合いで、ぼっちはせっせと管理人業に励んでいるんですがね (ロ。ロ;ビンボウショウ

 

さて、1月の三連休、管理人の初仕事、雪下ろしをしに連れ合いと大坐小屋へ。

まずは、飯綱高原に上がる前に、善光寺に初詣で。

今年も、怪我なく山に登れますように。山馬鹿でも家族平和でありますように。

20190102善光寺.jpg

善光寺のすぐ裏手からはじまる、七曲りのヘアピンカーブを一気に登り、標高1,100mのカラマツ林の中にある大坐小屋に到着。

雪下ろしをするぞと、意気込んできたのに、積雪はたったの20僂曚匹如1月としては、記録的に雪が少ない。

今回は、雪下ろしは省略。

20190112小屋の雪.jpg

時間ができたので、飯綱高原から車で20分ほど奥に入った戸隠神社にも初詣で。

途中の棚田のあたりは、さすがに雪も深くなり、戸隠連峰が岩と雪の屏風になってそそり立つ。

20190112戸隠連峰.jpg

戸隠神社は、宝光社、火之御子社、中社、九頭竜社、奥社から構成される。

まずは宿坊の並ぶ中社前の戸隠蕎麦の名店、「うずら家」で、深山おろしをいただく。

このお店は、参詣の人をもてなすという精神がすみずみまでいきわたっていて、こちらも改まった心になる。

中社では、小屋の新しい火防守護のお札を購入。

20190112うずらや.jpg

奥社は、冬季は雪崩が多発するため参詣できないけど、途中の随身門あたりまでは、長靴でも往復できる。

今回は、わかんを着けたことがない連れ合いを引率し、あえて参道を外れて樹林の中を行く。

20190112わかん.jpg

参道周辺の樹林は葉を落とし、その幹の大きさ、枝の広がりに改めて感動する。

特に、ミズナラは三抱えくらいの太さのものもある。

20190112みずなら.jpg

明治初年の神仏分離以前は仁王門だった丹塗りの随身門からは、杉木立が続く。

この杉木立は、戦国期の荒廃を経て、江戸初期(17世紀)に、江戸寛永寺の末寺として整備された折に植えられたもの。

随身門の下で、ポットのお湯でコーヒーを淹れて一服。さて引き返しますか。

20190112杉並木.jpg

夜は、ストーブで温めたポトフが主菜。

赤ワインを飲んで、今夜はゆっくり眠れそう。おやすみなさい。

20190112ポトフ.jpg

 

| ぼっち | 山小屋たより | 06:11 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
11月の大坐小屋たより―勤労感謝の日は冬支度の日

11月23日勤労感謝の日は、収穫を感謝する新嘗祭に由来するという。

北信州では、雪の季節を迎える直前にあたり、収穫を終え、現金収入を得て、冬支度を済ませる節目の時期となる。

ぼっちも、Gan先輩、小屋仲間のYさんをお誘いして大坐小屋の冬支度をやってきました  (ロ。ロ)/

 

まずは、本場野沢菜の調達に、飯山市の「道の駅 花の駅 千曲川」にある農産物直売所に直行。 

直売所に近い千曲川の川原には、ススキなどを刈って大きな山がこしらえてある。

これは、1月の「道祖神火祭り」(「どんど焼き」「左義長」と同種の行事)に使われるもの。

背後の野沢あたりの山々も中腹から上は真っ白、冬がもうそこまでやって来ている。

20181123どんど焼き.jpg

農産物直売所は、野沢菜が山積み。

霜にあたって柔らかくなる今頃の野沢菜がもっともおいしい。

飯山、鍋倉高原、野沢温泉産などの産地から集められた野沢菜は、茎の太さ・葉と茎のバランス・繊維の固さなど、産地・生産者によって個性がある。

今回は、野沢温泉産を購入。ほかに正月用のモチ米や、芋煮用の里芋やキノコも調達。

20181123野沢菜.jpg

飯山市あたりまでくると、千曲川は豊かな水量で瀬もなくゆったり流れ、カヌーのコースが設定されている。

来春水ぬるむ頃下ろうかと思っているので、カヌーポート(発着所)を偵察しておく。

菜の花畑のほとりをのんびり漕いでいけたら、さぞかし楽しいだろうな。。

20181123カヌー乗り場.jpg

買い出しと偵察後は、お昼の腹ごしらえ。

新潟県との県境にある飯山市富倉地区では、小麦の代わりにオヤマボクチをつなぎに使う。

その独特な蕎麦を飯山市街地で食べられる「富倉そば 支店」へ。

オヤマボクチはアザミの一種で、その精製した繊維を小麦粉の代わりにつなぎに使うと、とても薄く蕎麦を伸ばすことができる。

歯ごたえのしっかりした、なかなかうまい蕎麦でありました。

20181123富倉そば.jpg

寄り道を済ませて、大坐小屋に到着。

カラマツがすっかり落ち葉して、屋根の向こうに飯縄山の頂を白くした姿が見える。

20181124大坐小屋.jpg

Gan先輩やYさんとよもやま話をしながら、野沢菜を漬け込む。

ポイントは、早い時期に菜から水が上がってくるようにすること。

夜は、直売所で買った里芋とキノコを入れて芋煮。

 

翌朝、ベランダに出ると、薄っすらと雪が積もっていた。

漬け込んだ野沢菜の水の上がり具合を確認。

小屋に何日もいられるなら、しっかり漬け具合も管理できるけど、1泊だけではちょっと心配。

次回来る時まで、博打(ばくち)の気分であります。

20181124野沢菜.jpg

小屋からの帰路、松代にあるGan先輩のご実家に立ち寄って、たくさんの林檎をおすそ分けしていただく。

丹精込めた林檎畑も、維持していくのが大変ということで、近々伐って畑にされるのだとか。

最後の林檎、しっかり味わせてもらいます。

 

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7月の大坐小屋たより―猛暑を逃れて

皆さま、暑中お見舞い申し上げます。

連日の猛暑は信州にも押し寄せて、長野市内の最高気温は38度に迫るほど。

標高約1,100mの飯綱高原は、それより4、5度低く、樹林の中なのでしのぎやすい。

 

今回の小屋管理人のメインの作業は、知り合いのFさんが、薪を持ってきてくださる受け入れ。

実家の林檎畑の剪定で出た木や枝を束ねたものを、もう使わなくなったからと軽トラック一杯いただく。

林檎の木は、白樺などに比べて、火持ちがいい。これで、2〜3シーズンは薪調達に頭を悩ませなくてもよさそう。

炎暑の中、ここまで運んでもらうのは大変だったはず。Fさんありがとうございました。

 

薪を運び入れた後、マツの花粉で黄色くなったベランダの拭き掃除をし、布団を干し、道路からの小路の草を刈り、煙突に鳥が巣を作らないように金網をかけ、屋根に積もった落葉松の葉を掃き下ろして作業完了。ふう。

20180715大坐小屋.jpg

余った時間、連れ合いと涼を求めて高山村の奥、標高約1,500mにある山田牧場まで脚を延ばしてみる。

長野に住んでいた頃キャンプをして、朝起きたら牛がテントをのぞき込んできてびっくりした懐かしい場所。

今は、口蹄疫予防のため、牛とは触れあえないんだとか。時の流れを感じるな。。

20180715御飯岳.jpg

冬はスキー場になる牧場まわりのホテルは、奥山田温泉という温泉が引かれ、日帰り入浴ができる。

本格的な硫黄泉で、薪の搬入や、屋根掃除で汗だらけになった後だけに、さっぱり・ゆったり。

温泉の向こうに、信州百名山の御飯岳(2,160m)が眺められるのもうれしい。

風呂上がりに牧場の牛乳でできたソフトクリームを食べ、言うことなし。

20180715奥山田温泉.jpg

夜は簡単に、ズッキーニ、トマト、ナス、キノコを炒めてレトルトカレーを絡めた「夏野菜カレー」を制作。

簡単なわりに、手作り感があってうまい。

これにビールがあれば、これまた言うことなし。

20180715カレー.jpg

帰路は、日本海回り。

富山県朝日町の、宮崎・境海岸:通称ヒスイ海岸で、昨年に続きヒスイを探し(暑いので早々に退散)、「栄食堂」で名物のタラ汁を食べ、鉄道を挟んで向かい側の「たから温泉」の塩辛い湯につかり、海の日の三連休を締めくくったのでありました。

 

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2月の大坐小屋たより―スキー場の山馬鹿

厳冬期2月の三連休。山も誘ってるけど、大坐小屋の管理人として雪下ろしだけは済ませておかねば。。

屋根から落っこちないか監視役の連れ合いと下の娘も同行。

日本海側の豪雪に比べれば、積雪は1m足らずと案外少なく、屋根の雪下ろしには最強のスノーダンプ「クマ武」を使って、2時間足らずで完了。

残った時間、久し振りにスキーでもしようかな。。

画像:「クマ武」と、先代のアルミ製のもの。

形状の違いにご注目。
ということで、小屋から車で20分ほどの戸隠スキー場へ。

ほんの少ししか離れていないのに、積雪はたっぷり170僉

今冬は、日本海沿岸部で豪雪という偏った降り方だというのが、なんとなく納得できる。

山馬鹿は、滑るより、ゲレンデからの山観察が楽しみ。

まず北隣は、黒姫山(2,053m)。戸隠よりさらに雪が深そう。
ゲレンデ最後部、瑪瑙山(1,748m)から東側の飯縄山本峰(1,917m)を見る。

戸隠スキー場は、戸隠山ではなく、実は飯縄山の支峰の瑪瑙山にあって、冬はここから飯縄山山頂をめざす登山者・山スキーヤーも多い。
ゲレンデ北西側には、戸隠連峰の最高峰高妻山(2,353m)が、戸隠富士とも呼ばれる秀麗な姿を見せる。

その奥の乙妻山(2,318m)には登っていないので、いずれまた。。
南西側に目を移していくと、戸隠山(1,904m)と、本院岳(2,030m)、西岳(2,053m)が荒々しい岩肌を雪に包んで連なる。

信州百名山でも難峰のひとつ、西岳は、山麓から取り付き、本院岳を経て戸隠岳経由で下山するのに約12時間。

登ったなあという深い達成感を味わえる。
そういえば、リフト乗り場で使われていたスノーダンプには「吉鉄」のマークが。

屋根の雪下ろしにはやや重いけど、頑丈で横滑り防止の縦溝などの工夫で取り回しがいいから、地面の除雪にはもっとも信頼できるブランド。
小屋の夕食は、定番のビーフシチュー。

あらかじめざっと作ってきて、ストーブで煮込む。

今回は、タンシチューにしてみマシタ。
翌日は、みんなで野沢温泉に遠征。

朝は視界がきかなかったけれど、午後になると晴れて、千曲川を挟んだ西に妙高山の迫力ある姿がのぞく。
改めてみると野沢温泉スキー場のゲレンデ周りには、立派なブナの巨木が多く、ゴンドラやリフトに乗っていても、眺めて飽きない。

ゲレンデの向こうには、ブナの宝庫鍋倉山(1,289m)が眺められる。

巨木「森太郎」がどうしているか、新緑の頃、また訪れてみたいな。。
ゲレンデの昼食は、長坂ゴンドラ山頂駅にある「レストハウスやまびこ」の名物、「野沢菜ガーリックステーキライス」。

目の前で焼いてくれた熱々ステーキに、思わず赤ワインも注文。
野沢温泉スキー場のスノーダンプも「吉鉄」印。

豪雪の信越地方で信頼されてるブランドなんだな。。

(←何ももらってまセン。)

 

そう言えば、今年に入ってから、残雪期のラッセルに向けた基礎トレーニングとして、昼休みにスクワッドを200回続けているせいか、コブコブの長いコースでも、体が弾かれる感じがなく、思い切って滑ることができた。

スクワッド、侮るべからず。
連休最終日は、帰りの渋滞を避けたくて、掃除や水道の水抜きをし、早めに小屋を後に。

帰路、岡谷I.C.で諏訪湖に出て、5年ぶりに現れたという、御神渡りを拝む。

思わず湖面を歩き出そうとしたのを、家族に必死に引き留められマシタ。

まあ、大人気ないっちゃないけれど、どうせしがない山馬鹿ですから。。

 

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12月の大坐小屋たより―根雪を前に

あちこちで雪便りが聞こえてくる季節。

飯縄山もすっかり白くなった。

根雪になる前に、大坐小屋管理人の仕事をすませなくては (ロ。ロ)/オウ
今回、一番大切な仕事は、ストーブの煙突掃除。

自分でやってみたけど、煙突が外せないし、開閉レバーも動かなくて、どうもおかしい。

そこで、2013年にお願いした煙突掃除屋さんにお願いすることに。

 

外された室内の煙突の中をのぞいても穴の向こうが見えない。どうしたことか。。

棒で突くと、木の葉や苔の塊がごっそり出てきた。

出しても出しても、まだ出てくる。結局ポリ袋軽く一杯分。

煙突掃除屋さんもこんなのは初めてと驚いておられた。

昨冬は何ともなく、自然に入り込むような量じゃないので、春〜秋の間に、小鳥が運び込んだものらしい。

一件落着。これで、何とか冬を迎えられる。

煙突掃除屋さんによると、今年の雪は早く、この火曜日から降るのが根雪になりそうとのこと。
次は、燃料の方。

一冬分の薪を小屋の中に運び込み、今年拾って乾かしておいた倒木をチェーンソーで切り、斧で薪割りして、も一つ先の冬の分として、軒下に積んでおく。

端材を鉈で割り、焚き付けも二袋分準備。

灯油も、大きなポリタンクで買い込んだ。

昨冬破裂した水道管も、寒冷地仕様のものに取り換えてあるし、これで安心して冬が迎えられる。
さあて、もう夕暮れ。

のんびりしたいところだけど、それは次回のお楽しみとして、奥地君、そろそろ帰るとしますか。

この週末で冬季休業に入る、大座法師池のそばの農産物直売所で買った、リンゴと、辛味のある「ねずみ大根」、鞍掛豆、小豆が今回のお土産。

 

 

 

 

 

 

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11月の大坐小屋たより―秋の作業と冬支度

十二ヶ岳からの飛騨山脈の大展望をずっと眺めていたいけど、小屋管理人の仕事が待っている。

心は急いでも、平湯トンネル手前まで来ると、雪の笠ヶ岳にみとれて、また小休止。
ようやく長野I.C.にたどり着き、最寄りのスーパーマーケットTSURUYAで買い出し。

もともと軽井沢の別荘族御用達のスーパーだったりするから、品ぞろえがちょっと違う。

信州名産の高麗人参、シャインマスカット、ラ・フランス、キノコ、牛乳―いつもは安い買い物しかしないぼっちも、豊富な食材に思わず散財。
飯綱高原も秋晴れの空の下。

思わず飯綱湖に寄り道して、飯縄山に見とれてしまう。

いかん、明日は雨の天気予報なのに、今日中に草刈りが終わらない。。
小屋の空気を入れ替え、布団を干して、いよいよ恒例の草刈り開始。

今年は、11月までずれ込んだので、草や小灌木は葉を落としている。

しかし、しっかり刈っておかないと、来年の新緑にはジャングルになってしまう。

結局、日没後までかかったので、作業完了の画像なし。

夜は、ホロヴィッツのピアノを聴きながらビーフシチューを製作しつつ、読書三昧。
翌4日は、朝から小雨。

合羽を着こんで、道路の草刈りをし、煙突掃除も完了。

家族に、ビーフシチュー、林檎、クローバーのアップルパイ+タルトをお土産にし、渋滞しないうちに帰ろう。
 

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6月の大坐小屋たより―食欲の梅雨時

梅雨時は山から(やや)足が遠のくので、大坐小屋の管理にいそしむぼっち。

今回は、冬に凍結・破裂した水道管の追加対策工事の立ち合いが主要任務。

それだけでは味気ないので、「特別な蕎麦屋」に行くという目的を追加。

連れ合いと、蕎麦に目がない娘の旦那くんが同行。

 

梅雨時の大坐小屋は、ご覧のとおり、草も樹も茂りほうだい。

夏になればいろんな花が咲くので、それを楽しみに通り道以外草刈りはしない。

小屋の窓を開け、空気を入れ替えたら、「特別な蕎麦屋」へ出発!
「特別な蕎麦屋」は、ぼっちの小屋から徒歩約10分。

しかし、|傭覆3,000円 2名以上で要予約 11時30分開始時間厳守 ○○ログ蕎麦ランキング日本一 といった事情から、自作の野菜のおかずと家呑みで満足のぼっちには「近くて遠い蕎麦屋」だったのでありマス。

白樺林の中にあるお店は、暖炉がしつらえられ、別荘にお邪魔するような清々とした雰囲気。

本日のお客さんは、ぼっち家以外2組、ご夫婦だけで切り盛りされている様子。

蕎麦前は、青豆やジュンサイの載った蕎麦粥と、夏野菜などの盛り合わせ。別注文した蕎麦がきは、もっちり腰がある。

これだけ立派なおつまみだとお酒が進んでしまって困りマス。

そして、やってきた蕎麦。香りを楽しむためか、葱がなく、細打ちで繊細。

仕上げは、もったりうまい蕎麦湯と、野菜の漬物。

すっかり満ち足り、奥さんにまた来ますとご挨拶、ほろ酔い気分で小屋に戻る。

蕎麦屋との心理的距離が、徒歩30劼らいから、2劼らいまで縮まったかな。。


午後は、すっかり顔なじみになってしまった水道屋さんの工事に立会い。

その合間に、青いスグリの実のヘタやガクを取ってジャムを煮る。
5月連休に制作した鳥の巣箱を樹に取り付け。

この形の巣箱に入るシジュウカラは、3月に営巣するらしいので、来年用かも。
夕飯は、岐阜県民の愛するバーベキュー。

ナス・ピーマン・ジャガイモ・タマネギは、ぼっちの畑のもの。

九州出身の旦那くんも、すっかり岐阜県民化、張り切って火をおこしてくれた。
翌日曜は、朝から雨。

シダや、さまざまな夏草の葉を眺めているだけでも心慰められる。

ああ、山行きたいなあ。。(←禁断症状)
小屋からの帰路は、駒ヶ根名物ソースかつ丼を食べるため、インターを出て、駒ケ根高原の木曽駒ケ岳登山口にある「明治亭 中央アルプス登山口店」へ。

揚げたての分厚いカツはうまかったし、木曽駒ケ岳の登山口の状況が確認できたのも良かった。(←山馬鹿は梅雨時も山馬鹿)

 

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2月の大坐小屋たより―厳冬期の楽しみ

雪不足の1月と打って変わり、2月の大坐小屋は豪雪の中。

11,12日、今年も山の会のHさん、Iさんを誘って「冬季プチ合宿」と銘うった「雪下ろし+宴会付登山」を計画。

雪下ろしをお願いする以上、小屋管理人として、お楽しみのセッティングもしなくては。。

まずは、雪下ろし前の腹ごしらえに、戸隠中社門前のそばの名店うずら屋へご案内。

いつも1時間、2時間待ちは当然だけど、すぐ入れたのは豪雪のおかげかな。。
秋に収穫された蕎麦は、冬にかけて糖化して甘味を増すそう。

「ぼっち盛り」と呼ばれる、一口分ずつの盛り付けが、戸隠蕎麦の特徴。

普通盛りは五ぼっち、大盛りは七ぼっちがお約束。

今回みんな、七ぼっちずつ食べマシタ。(←共食いか。。)
満腹になったところで、新しいわかんの使い勝手の確認も兼ねて、奥社あたりを雪中散歩。

参道を外れ、大きなミズナラの傍に寄ったりするのも、冬ならではの楽しみ。
丹塗りの随神門は、重そうな雪を載せて踏ん張っている。

春までの辛抱だね。。
門の向こうは、雪崩の心配があるため通行止めにされている。

奥社(明治の神仏分離以前は奥院)の歴史をひも解くと、雪崩にたびたび見舞われている。

記録にあるだけでも、1298(永仁6)年、1869(明治2)年、1936(昭和11)年、1962(昭和37)年、1978(昭和53)年に本殿が雪崩で全壊。

そのため1979年には、岩盤をうがちコンクリート製の本殿を中に納める方式にして、現在に至っている。

雪崩に遭っても遭っても再建されてきたのは、戸隠信仰の中核部としてよほどふさわしい場所だったということなんでしょう。
大坐小屋の積雪もご覧の通り、よく潰れずにいてくれたって感じ。

Konちゃんも駆けつけてくれ、屋根下ろし作業をやってもらっている間、管理人ぼっちは宴会の準備。

宴会のメニュー。突き出しは、甲府名物鳥もつ煮と。栃尾の厚揚げ焼き。

メインは毎度おなじみの芋煮。

里芋と葱は、ぼっちの畑で獲れたもの。肉は、地元飛騨牛の切り落としを調達。

「労働の後のビールは染みるなあ」って、小屋の夜は更けマシタ。

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