WALK あばうと 日本4,000山

「新日本山岳誌」掲載の約4000山が修行の地。 めざせ山仙人!
「美濃百山」 刈安山

「美濃百山」ラスト16は、温見峠を挟んで能郷白山と向かい合う刈安山。

2万5千分の1地形図に山名はなく、1,301.7m地点の三角点の基準点名が「刈安」となっている。

最高点はそれよりやや西で、1,310mあまりといったところ。

能郷白山の温見ルートの途中からは、この山の向こうに白山が見える。

登山道はなく、峠の延命地蔵のお堂の左手の境界杭あたりから、岐阜・福井県境の尾根に取り付く。

能郷白山の山頂で1時間近く山座同定していたので、出発は12時になってしまった。

20191016苅安山1.jpg

二次林のブナ林に、びっしりのチシマザサの中、踏み跡が何とかついている。

峠から標高差は300mあまり。最初はササにしがみつきながらの急登。

ブナは、東隣の越山に比べれば二次林で若いけれど、黄葉の見頃が始まっている。

20191016苅安山6.jpg

ピークが近づくにつれ、ゆるやかになり、尾根は曖昧になって踏み跡も不確かになるので赤テープを付けながら進む。

峠を12時に出発し、標高1,310mあまりの最高点に14時35分到着。標高差300mあまりに2時間半か。。

標高1,301,7mの三角点は直線距離で300m弱東。

このピッチで向かうと下山は日暮れ近くになるかもしれないので、GPSが刈安山と表示する最高点で登頂とする。

周辺は、背を超すチシマザサで、期待した白山方面の展望は得られなかった。

20191016苅安山4.jpg

ササを踏み倒して、何とか能郷白山を拝むことはできた。

20191016苅安山5.jpg

帰路は、分かっていても見通しのきかないあいまいな地形で、獣道が相当錯綜しているため、赤テープを見逃しがち。

別の尾根に入りかけることを2度繰り返し、リカバリーに相当時間がかかり、峠には16時15分帰着。

三角点に寄らなくて正解だった。

 

分かっちゃいるんだけど、今回も改めて反省した点。

・ヤブ山の場合、最初は踏み跡があっても、残雪の残りがちな山上に向かうほど、踏み跡は不明確になる。

・加えて、山頂という目標物が見えてくると、疲れも出る頃で無意識のうちに赤テープを付ける間隔が長くなりがち。

・しかし、いざ下山となると、目の前はヤブだけしか見えない。

 山の上部ほど、少しのルート外しが下るほどに大きな食い違いとなり、ためらっているうちに登り返しがどんどんきつくなる。

山の上部ほど、これでもかというくらい頻繁に赤テープを付ける習慣を身につける必要がある。

今回の山修行で、改めて学んだことでありました。

 

<登山記録> (…:徒歩) (↓地図クリックで拡大)

温見峠12:00…刈安山最高点14:35~14:40…峠16:15

<メモ>

刈安とは、山野に自生するイネ科ススキ属の植物で、黄色い染料に使われた。

名前のように刈りやすく入手しやすかったため染料として多用された。

これで染められた色も「刈安」という。

| ぼっち | 美濃百山 | 10:04 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
「美濃百山」について

ぼっち地元の山岳会では、「美濃百山」というのをリストアップしている。

難易度でA級・B級・C級と分け、C級は道なきヤブ山が中心。

「『岐阜百名山』勝手に選定委員会」の取り組みで、84山までは登ったけれど、候補リストにもあがらない16山が未踏。

このへんになると「新日本山岳誌」のあばうと4000山には当然入らない、地味な山ばかり。

 

【A級】
烏帽子岳(鈴鹿)、池田山、鍋倉山、貝月山、舟伏山、妙法ケ岳、塔ノ倉、飯盛山、魚金山、釜ケ谷山、冠山

大白木山、高賀山、蕪山、瓢ヶ岳、今渕ケ岳、天王山、相戸岳、北山
見当山、富士見台、屏風山(瑞浪)、三森山、納古山、二ツ森山、笠置山、見行山、寒陽気山、尾城山、雨乞棚山
【B級】
養老山、笙ケ岳、伊吹山、御座峰、鎗ケ先、虎子山、三国岳(鈴鹿)、小島山、金糞岳、小津権現山、ブンゲン

岩岳、三周ケ岳、金草岳、能郷白山、刈安山、高屋山、日永岳、クラソ明神、銚子ケ峰、鷲ケ岳、大日岳、三尾山

烏帽子岳(明宝) 
大洞山、奥三界山(岳)、三界山、南沢山、高時山、夕森山

【C級】
土蔵岳、三国岳、湧谷山、蕎麦粒山、天狗山、ミノマタ、五蛇池山、花房山、タンポ、雷倉、高丸、烏帽子山

美濃俣丸、笹ケ峰、不動山、千回沢山、釈迦嶺、若丸山、杉倉、上谷山、磯倉、蝿帽子嶺、屏風山、左門岳

平家岳、明神山、ドウの天井、滝波山、野伏ケ岳、願教寺山、薙刀山、小白山、芦倉山、丸山
恵那山、焼山、ロクロ天井、
男埵山、小秀山、井出小路山

 

ちなみに、「ぎふ百山」の越山、毘沙門岳は、このリストからさえこぼれている。

毘沙門岳は、ゴルフ場ができ登山口までの通行や駐車を拒否されるなど登って気分が悪い山だかららしい(その評判はよく聞きます)。

越山(1,120m)は、ぎふ百山にも続ぎふ百山にも入っていない西隣の刈安山(1,302m)より低いからだからだろうか。

 

美濃の山馬鹿としては、「そこに山がある」以上、これら16山を登り終えるのを、来年の登山目標としたいと思っている。

完登すると、地元山岳会で金バッチがもらえるというのも、山バッジコレクターのぼっちとしては、「欲に目がくらむ」ところ。

山仙人をめざすといいながら、煩悩ばかりで、なんとしよう (ロ。ロ;ドウシヨウモナイヤツ

 

| ぼっち | 美濃百山 | 08:57 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
+ SELECTED ENTRIES