WALK あばうと 日本4,000山

「新日本山岳誌」掲載の約4000山が修行の地。 めざせ山仙人!
遠い山ー水無山(1,506m)

台風一過の7月28日(日)、何とか天気が曇りなので、懸案の山のひとつ、水無山をめざす。

富山・岐阜県境のこの山は、登山口となる富山県南砺市利賀村水無集落(廃村)までのアプローチが大変で、「ぎふ百山」の中でもっとも遠い山のひとつ。

登山口までは飛騨市河合町から国道(酷道)471号線から楢峠越えが最短だけど、今回は台風の余波も考え、東海北陸自動車道五箇山I.C.→国道56号線→県道34号線で向かうことに。

やはりというか、県道34号線の利賀川ダム手間8辧ι弦睫750m地点のゲートで通行止め。

フフ、こんなこともあろうかと、MTBのジャイアン号を積み込んできましたよ。

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標高約900mの利賀ダムを経て、さらに北へ2區覆鵑席岐が、水無山への林道。

標高約1,400m登山口まで、ここからさらに10卅罎あがらなくてはならない。

登山というより、MTBのヒルクライムという感じ、自転車好きでよかった。。

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漕ぐの半分、押すの半分で進んでいくと、これから水無湿原の刈り払いに行くというボランティアの方々の軽トラックに追い越される。

登山口手前2劼如∋劃債床爾砲△訖緻擬掌兇諒欷遒里燭瓠⊆屬歪鵡垰澆瓩砲覆襪韻鼻MTBはさらに先へ。

20190728水無山3.jpg

林道入り口から2時間あまりで、ようやく登山口に到着。

クマは、木の杭とか齧るのが好きみたいで、白神山地と同じく角が齧られた道標には、山頂まで300mとある。

ここまでの10劼領啼仕个蠅硫未討法登山300mとは。。

山頂までのブナ林は、一度伐採されているようで、比較的若い。

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自転車漕ぎでガクガクの脚をだましながら、15分あまりで、ようやく山頂に到着。

立派な山名標識は、クマに齧られないよう有刺鉄線でぐるぐる巻きになっておりました。

見晴らしを確保するために、南側の飛騨側(水無湿原側)が刈り払われ、晴れれば猿ヶ馬場山や白山方面が見えるよう。

ただ、富山・岐阜県境には、白木峰、金剛堂山、人形山など眺望絶佳の山が多いので、見劣りするのは致し方ない。

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帰路は、水無湿原の方へ降りてみる。

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ここの登山道の特徴は、樹木名の標識まで付けヤマウルシの木がしっかり残されていること。

左右ウルシのトンネルなんてところもあるので、触れないように、注意しながら進む。

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降り立った水無湿原は、ミズバショウなど湿原植物が豊富だったそうだが、一時期は周辺の伐採などで乾燥して植物も激減したらしい。

NPOの皆さんらの保護活動もあって、ようやく最近復元。

往路ですれ違った方たちが、その皆さんで、木道周りに生い茂った草の刈り払い作業をちょうど終わられたところにぼっちが到着、刈り払われたばかりの木道を歩かせてもらいありがたかった。

それにしても、本日の来訪者は独りきりかな。。

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帰路は、MTBジャイアン号の威力発揮。往路の半分以下の時間で下山。

少し脚を延ばし水無集落跡に立ち寄ってみると、水無八幡宮という立派な神社があり、鳥居の前に由緒書きの石碑があった。

―昔この辺りは、山伏の往来が盛んで、ある時山伏がこの辺りで大雨と洪水に見舞われ、従者ともども流された時、八幡神に祈ったところ、川の水がなくなって助かった。その後も、川がいったん水がなくなり下流で再び流れ出すので、水無川と呼び、集落名も水無とした。水無集落は、林業が盛んな頃は16世帯120余人が住んでいたが、生活が変わりダムができ、廃村になった―

との水無にまつわる歴史が記されていた。

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誰も住んでいない廃屋の庭に、夏の花が咲いている。

たまには訪れる人もあるのだろうか、花の持つ不思議な力を感じた。

遠い遠い水無山訪問記。以上であります。

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<登山記録>  (―:車、‥:MTB、…:徒歩) (↓地図クリックで拡大)

2019年7月28日(日) 曇一時小雨 単独行

自宅4:00―五箇山I.C.―(国道56号線・県道34号線)―利賀村大勘場(ゲート閉鎖:駐車)7:40‥利賀ダム8:10‥林道分岐8:30‥林道ゲート10:25‥登山口10:45(駐輪)…水無山山頂11:05〜11:25…水無湿原11:40〜11:55…登山口12:20‥林道分岐13:15‥水無八幡宮13:25‥利賀ダム13:15‥ゲート14:00―(五箇山温泉入湯後帰路)

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<メモ>

・富山県の「白木水無県立公園」に指定されているが、登山口に立つまでの道路事情が極端に悪いこともあって、白木峰と違い、訪れる人はわずか。

・地元ボランティアが、ミズバショウの咲く6月に探勝会を開催されており、登頂にはこれに参加するのが最も確実。

・それ以外の時期は、林道が通れる保証はなく、MTBを持参するなりした方がいいと思われる。

・飛騨地方の岳人は、残雪期飛騨市河合町側からスキーなどで入山することが多い。所要10時間近いという。

 

| ぼっち | 「岐阜百名山」勝手に選定委員会 | 06:33 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
ニッコウキスゲの楽園 白木峰・小白木峰

飛騨高地の岐阜・富山県境にある白木峰は、1,596mと山頂が樹林帯でもおかしくない標高なのに、日本海側からの風雪によって、矮小化ブナ林や風衝草原になっているため、視界を遮る樹木がない。

そのため、広々とした山上は、飛騨山脈や白山連峰の好展望地として知られている。

ぼっちにとって、日本300名山完登の山で、2015年の10月に林道終点から約30分で山頂に立てる富山県側から登った

 

しかし、山馬鹿として言うなら、林道終点から徒歩30分余りで山頂に立てるのは物足らない。

さらに、岐阜県民として言うなら、富山県側から登るのはちょっとしゃく。

 

それに対し岐阜県側に、小白木峰(こしらきみね:1,437m)を経由する別ルートがあるという。

飛騨市宮川町万波の登山口から登り3時間半下り2時間半プラス山上逍遥約1時間と、日帰り登山にはほどよいコースタイム。

7月に咲き誇るというニッコウキスゲも楽しみに、それではいざ出発 (ロ。ロ)/オウ

 

国道360号線の宮川町打保から山越しをして、万波川沿いの万波に入る。

飛騨高地山中にあって、意外なほど広々した平地があるけれど、標高が高く雪深いので農耕には過酷なのか、今は牧草だけが作られている。

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万波川沿いに遡行すると、上流は大坂川と小坂川に分かれる。

小坂谷に入る林道入口の駐車スペースに愛車奥地君を待たせ、熊鈴をつけて登山開始。

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間もなく出会うゲートで車両は通行止めとなり、しばらく進むと谷を離れ、登山口に出る。

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ブナ林の中の登山道は、手入れが行き届いていて、しかもやりすぎていない。

土止めの木の階段も、朽ちたところから細かく手直しし、伐採した木を利用し、そのたわみまで計算して利用している。

飛騨の匠の子孫の仕事は、本当にほれぼれする。

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時々雨がぱらつき出したので雨合羽を着用。

ブナとチシマザサの中をジグザグに登り県境稜線に出ると、富山県八尾町側のルートと合流。

少し寄り道してみると、かわいい池塘があって、ニッコウキスゲが周りを彩っている。

ちょうど花時に当たったみたい。よしよし。

メインルートに戻ると、間もなく小白木峰に到着。

三等三角点と、頭の丸い旧農商務省山林局の三角点が並んでいる。

山頂脇に東向きに切り開かれた展望場所があって、晴れれば確実に飛騨山脈の好展望が得られるはず。

白木峰への県境稜線上の登山道はアップダウンを繰り返す。

少し下がるとブナの森となり、上がると風が強くなるのかブナは灌木化して視界が広くなる。

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霧の中の地味なブナの道沿いにも、ひそやかに咲いている花たちがいる。

ゴゼンタチバナ、ギョリンソウ、ササユリ。

面白みのない規格化された木の階段が出てくると、もう山頂が近そう。

登りつめ、山上のササ原に出ると、ニッコウキスゲ、ササユリ、オオバギボウシなどが豪華に咲き競う。

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霧が流れ、山頂が見えてくる。富山側からの楽しげな登山者たちの声も届いてくる。

今まで樹林の中をもくもく歩いてきた身に、白木峰山頂のにぎやかさはなじめなくて、木道を先に進む。

白木峰の山頂に三角点はなく、木道で約20分ほどの「浮島の池」へ向かう途中に北白木峰の二等三角点がある。

霧の中、ニッコウキスゲが星のように散らばっている。

これで、飛騨山脈の展望があれば言うことなしだけど、必殺心眼を働かすのも、それはそれで楽しい。

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木道の終着点、浮島の池。

白いワタスゲに、鮮やかなピンクのサワラン、黄色のキンコウカ、注意深く見るとモウセンゴケもある。

人間の踏み荒らしだけでなく、地球の温暖化も含め、この繊細な自然がいつまでもこのままあってくれることを祈りたくなる。

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<登山記録> (―:車、…:徒歩) (↓地図クリックで拡大)

2019年7月15日(月・祝) 曇少々雨 単独行

自宅4:00―飛騨清見I.C.―(国道41・471・360号線)―宮川町打保―万波小坂谷林道分岐(駐車)8:00…ゲート8:10…登山口8:25…小白木峰9:20…白木峰山頂11:05…浮島の池11:30…白木峰山頂12:00…(地蔵堂の前で昼食)…小白木峰13:50…林道分岐14:50―(ぬく森の湯すぱーふる入湯後帰路)

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| ぼっち | 「岐阜百名山」勝手に選定委員会 | 06:23 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
活火山中の活火山―焼岳(2,456m)

焼岳は、1907年(明治40年)に数百年ぶりに噴火して以来、水蒸気噴火を繰り返し、

特に1915年(大正4年)の噴火に伴う泥流で、大正池が形成され、1962年(昭和37年)から翌年に掛けても水蒸気噴火を起している。

上高地の形成に関わり、かつて岐阜県側に流れていた梓川を長野県側にしてしまうなど、火山の力を見せつけるまさに「活火山中の活火山」。

登山の面では、飛騨山脈の主脈にあって日帰りできる、希少な日本百名山。

この山に、連れ合いの職場の同僚で「単独で登山を始めたんだけど、伊吹山、鈴鹿で足踏み」のY君(24歳)をご案内。

 

今回は初級者向けに、最短の新中の湯からのルートを選択。

安房峠を経由する国道158号線の登山口には、梅雨時でも、たくさんの車が並んでいる。

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2014年の御嶽山の噴火以来、火山は万が一のことを想像してしまう。

まして、「活動中の活火山」焼岳。念のためヘルメットを2個用意してきた。

それでは、慎重に出発 (ロ。ロ)/オウ

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標高約1,600mの登山口からしばらくは、ブナの多い落葉広葉樹の中を行く。

ぼっち:「急ぎたいかもしれないけど、ぼちぼち登ろう」

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ジグザグに標高を上げていくと、ササの中のコメツガなどの針葉樹とダケカンバの混合林に。

Y君:「やっぱり高い山って、どこか違う感じがしますね」

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徒歩1時間半余り、標高2,030mほどで、樹林帯を抜けると、いきなり焼岳の威容が。

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石ころだらけの登山道を、Y君に先に進んでもらう。

体力は十分だけど、ルート取りはやや不安そう。

ぼっち:「近くの目印だけじゃなく、少し先の目印にも注意していけば、ルートが分かりやすいよ」

    「でも、霧が出たら、目印は見えなくなってしまうから、足元をよく観察することも必要なんだ。

     ある程度は、経験者と同行して、経験値を上げていかないと、壁は破れないかもね。」

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焼岳は、噴火口を挟んで、最高点で三角点のある南峰(2,455.5m)と、北峰(2,444.3m)がある。

南峰は、現在も登山禁止で、北岳をめざす。

硫黄臭が立ち込め、噴煙が上がる。江戸時代、飛騨側ではこの山を「硫黄岳」と呼んでいた。

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南峰と火口湖「正賀湖」、そして噴火口。

スマートフォンや、ミラーレス一眼で画像を撮りまくるY君。

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3時間弱で、北峰山頂に到着。

ぼっち:「本当なら、真正面に前穂と奥穂が、そして左手には笠ヶ岳が見えるんだけどね」

当たり前に飛騨山脈の絶景を見ているすれっからしのぼっちと違い、Y君は十分感動していた。

ぼっち個人としては、日本海の親不知から焼岳まで歩きつないできた縦走路を、さらに中の湯まで延ばせたのがうれしかった。

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さすが人気の山、下山中も多くの登山者とすれ違う。

頼もしいことに、20-30歳代の若き登山者の比率がかなり高かった。

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樹林帯の中で小雨に降られながらも、無事下山。

登山口から数分の所にある、中の湯温泉の露天風呂に入っていたら、天気が回復し、前穂と奥穂をつなぐ吊り尾根が。

ぼっち:「ぼっちの山の会でテント泊で穂高に行く計画があるんだけど、どう?」

Y君、乗り気になってくれたみたい。

安房峠で長野県側から岐阜県側に戻ると、焼岳がようやく姿を現してくれた。

上高地側の泥流の後も荒々しい姿とは違い、ダケカンバに覆われた裾野を引く焼岳南側は、秋になれば錦秋の世界となるんでしょう。

また、今回来られなかったN君(28歳)のご案内兼ねて、秋にまた訪れてみたいもの。

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<登山記録> (―:車、…:徒歩)  (↓地図クリックで拡大)

2019年6月22日(土) 曇のち時々小雨 メンバー:Y、botti

自宅3:45―各務原I.C.―飛騨清見I.C.―平湯ー(国道158号線)―安房峠7:15ー新中の湯ルート登山口7:40…焼岳山頂10:25〜11:15…登山口13:05―(中の湯入湯後帰路)

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<メモ>

・最高峰の南峰には、国土地理院の2,455.4mの二等三角点があるが、岩が崩れやすいので立入禁止になっている。

・北峰は、国土地理院の標高2,444.3mの標柱がある。2万5千分の1地形図には2,393mのポイントが記されているが、これは爆裂火口の北縁の小さな岩峰の標高点で、北峰からは約200m離れている。

 

| ぼっち | 「岐阜百名山」勝手に選定委員会 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
飛騨の山岳探訪(12)―飛越国境の山  唐堀山

唐堀山は、飛騨地方中央部を縦断する高原川(国道41号線沿い)や宮川(国道360号線・JR高山本線沿い)より西側に限ると、岐阜県最北に位置する岐阜・富山県境の山。

この地域の人には、今でも「飛越国境」といった方が、しっくりくるのかもしれない。

標高は1,159mと、この一帯でも特に高くはなく、ぼっちのバイブル「改訂 新日本山岳誌」にも掲載がない。

それなのに、「富山の百山」「飛騨百山」(※末尾「余禄」参照)になっている。どんな山か、安峰山、流葉山登山の後に訪れてみることに。

 

この山があるのは、西側の富山県八尾市側の万波川と、東側の飛越国境にあたる宮川に挟まれた場所。

万波川側山麓に関西電力の万波発電所があり、その送電線が山頂脇を通り、宮川側へと伸びている。

送電線に沿って巡視路があるため、万波川側からも、宮川側からもヤブ漕ぎなしで登ることができる。

ただし、万波川側は林道に鍵付きのゲートがあり、国道360号線から簡単にアプローチできる宮川側から登られることが多い。

それでは、14時40分発と遅めだけど、いざ実登 (ロ。ロ)/オウ

登山口となるのは、国道360号線の加賀澤トンネル北側入口。

トンネル入口手前の駐車スペースには、平日なのに富山ナンバーの車ばかり7台も止められていて、びっくり。

富山県民には人気の山なんだ。。

ちょうど下山してきた方に伺うと、「タケノコ採りを兼ねて登山に来た」とのこと。そういうことね。。

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地図で見ると、唐堀山の巡視路に取り付くには、加賀澤トンネルより一つ南の飛越トンネル南側入口の方が近そうに見える。

しかし、加賀澤トンネルと飛越トンネルの間の宮川を渡る部分もトンネル状に覆われ一体となっているので、加賀澤トンネルから入り、宮川を渡り切った部分にある非常口から外に出るのが、送電線巡視路への最短路となる。

なお、非常口にはトンネル内部から鍵を掛けられるので、帰りに閉められていて困らないよう、扉の間に棒を差しこんであった。

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JR高山本線の鉄橋の下をくぐると、唐堀山の尾根に向かう巡視路が、斜面にジグザグに取り付けられている。

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しばらくは、スギの植林地。

下山者とすれ違うたび、こんな遅くに登ってくる変な登山者に、「テント泊ですか?」と声を掛けられる。

確かに変だろうなあ  (ロ。ロ;

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尾根が近づくあたりからは、ブナの純林に。

皆さん下山されたようで、一人ぼっちの時間がやってくる。

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尾根に出ると鉄塔があり、それから鉄塔4基分送電線の下を歩くことになる。

樹林に覆われているので、鉄塔基部の刈り払い部分以外、送電線はほとんど目に入らない。

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全体的には、流葉山より若目のブナが多い中、流葉山以上のほれぼれするような巨木も、何本か残されていた。

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鉄塔は、標高650mから900mあたりにかけて4基ある。

地図で見ると、その上で送電線は山頂を避け、尾根の南側へそれて通っているけど、巡視路は引き続き尾根沿いに山頂方面に向かっている。

急登になると、巡視路お約束のプラスチックの階段が登場。

20190605唐堀山7.jpg

登山開始から2時間あまり、16時50分に三等三角点のある山頂に到着。

ブナとスギとヤブに覆われた、展望なしの山頂でありました。

富山県民のみなさんは、この辺りで富山で「ススタケ」と呼ぶネマガリタケを採ったんでしょう。

山頂の200mほど先に、休憩に好適なヘリポートの空き地があるらしい。今回は、日没時間に追われ、立ち寄らずに下山開始。

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結局、登山道中見晴らしの良かったのは、伐採された鉄塔のまわりだけ。

特に最上部の4番目の鉄塔の周辺は、送電線の下が大きく伐採され、東側の展望が得られる。

今回は曇って薄ぼんやりしていたけれど、飛騨山脈の薬師岳〜黒部五郎岳方面が見える。

ただし、標高がさほど高くなく、宮川の対岸に並ぶソンボ山(1,193m)、漆山岳(1,393m)の方が高いだけに、この一帯の山で、特段に見晴らしがいいというわけではない。

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さくさく下山し、駐車場所には、何とか日没前の18時45分に到着。

(今回、愛車奥地君は、悪路で負傷して修理中なので、娘の赤いFITちゃんを拝借。)

 

唐堀山に実登しての考察。

チシマザサに覆われた山は、飛越国境周辺には数多いけど、この山がタケノコ採りに特に人気があるのはなぜか。

・登山口が山里に近い場合は、山菜採集が禁止されていることが多い。(漆山岳、六谷山など)

 それに対し、唐堀山は人里からは離れ、なおかつ送電線巡視路に接しているので、採集禁止になっていない。

 オゾウゾ山も送電線巡視路が使え、国境の似た印象の山だが、富山市から70卍離れている。

 この山は、約30辧⊆屬覆1時間弱で登山口に立て、往復4時間あまりと登りやすい。

・逆に言うと、山麓の里の人々との関わりが少ない山ともいえる。

・飛騨や富山の人たちにはタケノコ狩りに絶好の山。

 しかし、それ以外の時季や、山菜に興味のない遠方の登山者が登りに来る甲斐があるかというと、難しいところでしょう。

20190605唐堀山10.jpg

<登山記録> (−:車、…:徒歩)

20190年6月5日(水) 曇

流葉山登山口13:40―(国道41号線・360号線)―加賀澤トンネル北口(駐車)14:40…トンネル内非常口14:53…最初の鉄塔15:45…唐堀山山頂16:50〜17:00…トンネル北口18:45―(帰路)

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<余禄>

「富山の百山」は、2014年富山県山岳連盟が選定したもの。

  北日本新聞社からその最新版ガイドブックとして「改訂版 富山の百山」が2017年に出版されている。

  なお、これに先立ち、1973年に「越中の百山」が富山県教職員山岳研究会, 富山県高等学校体育連盟山岳部によってまとめられ、北日本新聞に連載された。 ただし、132山あって、難易度が高い山が多く、それでいて立山や剱岳が入っていないというものだった。このあたりは、「ぎふ百山」の成立と共通するところがある。

  このような経緯から、「越中の百山」を現代の登山志向に合わせ改定したのが、「富山の百山」とみることもできる。

「飛騨の百山」は、飛騨山岳会創立百周年を記念して選定され、自費出版で「ふるさとの山 飛騨百山」として刊行されたもの。

 その後、2010年ナカニシヤ出版から飛騨の百山の紹介を中心にした「飛騨の山―研究と案内」が出版され、現在も入手できる。

 

・ついでに調べてみたところ、地方版の百名山の類は、「日本百名山」ブームもあって、1990年以降に制定されているか、それ以前に選定された山を差し替えたりして改訂しており、「ぎふ百山」のように、1975年以来内容を見直しもせず放置されたものはひとつもない

 

| ぼっち | 「岐阜百名山」勝手に選定委員会 | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
飛騨の山岳探訪(11)―スキーとブナの森と 流葉山

安峰山を後に、次は流葉山へ。

流葉山は、標高1,423m。飛騨山地のうち、JR高山本線の通る宮川と国道41号線の通る高原川の間に挟まれた山域では最も高い。

飛騨地方では最も大きい飛騨流葉スキー場(※)のある山として知られる。

(※)2万5千分の1地形図では今もこの名称だが、経営が変わり、「スターシュプール緑風リゾート飛騨流葉」という、おそらく日本で最も長い名前のスキー場となった。 

 

山頂に立つには、冬はゲレンデの最上部から徒歩で数十分。

無雪期は、山麓から「飛騨流葉・数河高原 カントリーウォーク」のコースのひとつ「雲の上 水源の森コース」をたどる。

同コースを周回すると、19km、6〜7時間。今回は数河高原側から西側半分を往復することに。

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国道41号線沿いの、上数河の除雪ステーション脇の道から、林道に出る。

ある程度は歩きたいから、林道入口あたりに車を止め、熊鈴をつけて登山開始。

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スギ林の中の林道は、しばらくで左手に洞数河林道をたどる「数河ブナ林コース=15辧廚鯤ける。

「雲の上 水源の森コース」は、右手の屋敷ヶ洞林道をたどる。

しばらくで、かつてはスキー場だった広々とした飛騨山脈を展望できる牧草地に出る。

さらに進むと、小さな水力発電所があり、その先は伐採地となる。

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このまま伐採地が続くのかなあ、と残念に思っていると、谷沿いにトチの大木などもみられてひと安心。

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林道脇に小屋や標識がある場所で林道を離れ、カントリーウォークのための独立した尾根道に入る。
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尾根道は、豪雪地帯らしい見事なブナ純林で、白神山地を思い出すほど。

ブナ純林といえば、樹下を背丈ほどのチシマザサがびっしり覆っていることが多いけれど、しっかり刈り払われ、快適。

飛騨高地は、里に近い山は植林に置き換わっていて、ブナの森を訪ねようとすれば残雪期狙いの道なき奥山ということが多い。

国道41号線から直接登りだせ、気軽にブナ純林が楽しめるのは、ありがたいこと。

道端に、タケノコが生えているので、歩きながら採っていたら、すぐ50本ほどになった。

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分岐から1時間ほどでゲレンデに出る。

今度は、一面にワラビが顔を出していて、ほんの3分ほどで50本ほど収穫。

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ゲレンデの西側には、岐阜・富山県境の、白木峰や金剛堂山などのおおらかな姿が重なり、その先には白山が。

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最高所のリフト終点からは、ふたたびブナとチシマザサの道。

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山頂は、東側が刈り払われ、飛騨山脈の大展望が得られる(はず)。

あいにく、薄ぼんやり曇っておりました。

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三角点があるのは、少し先で、チシマザサに展望はきかず、関西電力の通信中継施設の建屋なんかもある。

二等三角点「流葉」の標石は草に埋もれかけていた。

山頂を辞して、戻る途中で振り返る。

スキー場を離れると、深い森の残された山なんだなあと、改めておもう。

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結局、飛騨山脈の展望がもっともよかったのは、林道に出てからのゲレンデ跡地。

残雪の薬師岳、北ノ俣岳、黒部五郎岳が連なって見える。

また、冬のきりっと晴れあがった日に、スキーで訪れてみたいと思った次第。

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<登山記録> (―:車、…:徒歩) (↓地図クリックで拡大)

2019年6月5日(水) 単独行

案峰山登山口8:55―(国道41号除雪ステーション入る)―林道入口(駐車)9:35…林道と登山道の分岐10:35…ゲレンデ最上部11:40…流葉山山頂11:50〜12:00…分岐12:50…林道入口13:40―(唐堀山登山口へ)

 

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<メモ>

・地誌「斐太後風土記」(1873年 明治6年)の伏方村(飛騨市神岡町伏方)の項には、「那賀禮波乃嶽(ナガレハノタケ)は、村の後にある高峰で、山上の東西には広原がある。暁には、旭日の光で山が輝くのでそこを朝日ヶ原という。」とある。

・山名の由来は伝わっていないけれど、御嶽山の高山市側に流葉谷がある。葉が流れるのは谷なので、かつてこの山にも同名の谷があり、山の名となったのかもしれない。

 

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飛騨の山岳探訪(10)―飛騨古川の展望台安峰山

飛騨の山岳探訪には、早出をしないと日帰りはできない。

どうしても単独行が多くなり、ぼっちのぼっち登山が連続しておりますが、どうぞお付き合いを 。

6月5日(水)は、梅雨入り前にと、休暇を取って飛騨地方北部の安峰山・流葉山・唐堀山に集中登山。

 

最初の安峰山(あんぼうざん)は、飛騨市古川町の背後にそびえる。

古川町のシンボルともいえる存在であります。

20190605安峰山.jpg

古川町と言えば、映画「君の名は。」の舞台とされる飛騨古川駅などがあり、その「聖地」巡りの人も多いんだとか。

安峰山は、その駅から歩いて登りだすこともできる。

山麓には、気多若宮神社があり、ここも映画の「宮水神社」のモデルになったとして、聖地扱いをされている。

日本三大裸祭「起こし太鼓」で知られる古川祭は、この神社の祭礼。

20190605安峰山1.jpg

神社脇の道を進み、獣避けのゲートを通過すると、スギ木立の中の林道となり、終点近くが登山口。

安峰山は1,058mで、千葉県の最高峰より2.5倍くらい高いけど、登山口が760mほどなので、標高差は300mくらい。

20190605安峰山2.jpg

さすが、古川町のシンボルの山だけに、登山道はよく整備されていて、気持ちがいい。

スギ木立の中をジグザグに登ると尾根道らしくなり、アカマツやミズナラなど木立の中に、いきなり五合目の標柱がある。

標柱には、「安望山」とある。

また、地誌「斐太後風土記」には、「飛騨国司が広瀬(国府町)の国府より愛宝山の上に三度にわたって紫雲を見た」とあり、これが安峰山となったとも言われている。(※)

(※)斐太後風土記は、高山代官所地役人頭取で、慶応4年高山県判事となり、国学者でもあった富田礼彦が1873年(明治6年)まとめたもの。

  愛宝山は、安房山(2,219m)や位山(1,529m)との説もあるそう。ただし、国府から安房山や位山は見えやすい山ではない。

20190605安峰山3.jpg

尾根道には、アカマツなどの落葉が積もり、歩きやすい。

40分ほどで、二十五菩薩跡という石壇のある場所に出る。

二十五菩薩を祀る前には以前観音堂があって、それがどのように移動してとか、今はなき堂の来歴が石柱に記されている。

いつもながら、飛騨びとの「記憶しようとする努力」には頭が下がる。

20190605安峰山5.jpg

山頂が近づくと、急斜面になって、それまでのハイキング気分から、ちょっぴり登山らしくなる。

ただしそれも10分足らず。

20190605安峰山6.jpg

山頂の展望台からは、宮川の流れる古川の町が見下ろせ、その向こうに猪臥山、さらにその向こうに白山が望める(曇だったので白山は案内板の写真で確認)。

展望台は、古川町にかかる朝霧の展望スポットとしても知られ、発生するのは10月〜12月頃が多いそう。

20190605安峰山10.jpg

そんな人気スポットだからと、山頂まで林道がのび、山頂は展望がきくように公園状態にされ、モミジやサクラが植樹されている。

登山の対象としてはさることながら、ピクニックにならこんなのもいいんでしょう。

20190605安峰山8.jpg

古川町を見下ろす展望台と反対方向には、北展望台があって、飛騨山脈の山々から御嶽山まで展望できると展望図にある。

今回は、湿った大気のせいで見えずに残念。

20190605安峰山9.jpg

「『岐阜百名山』勝手に選定委員」としての、ぼっちの感想。

安峰山は、飛騨市古川町にとってはふるさとの風景を構成する大事な山。

山際には小島城という城跡があり、気多若宮神社があるほか、円空仏の大作が伝わる山岳修験の寺清峯寺も、かつてはこの山の中腹にあったとの由緒もある。

展望台のおかげで、古川市街が見下ろせ白山や飛騨山脈、御嶽山も眺められる。

また、秋などには古川市街を覆う雲海の展望台としても、近年知られるようになっている。

登山道もよく整備され、地元では大変大事にされているのがわかる。

この山が飛騨以外の場所にあれば、地域版百名山の資格は十分あるはず。

ただし、山国飛騨は、登りがいのある名峰・高峰がひしめく日本有数の激戦区。

山頂まで林道が通じ、標高が飛騨としては低めなので、登り甲斐という面では、他の飛騨の山に一歩譲る。

とはいってもハイキングの山としては絶好。聖地を俯瞰するために登るのも一興では。

 

<登山記録>  (―:車、…:徒歩)  (↓地図クリックで拡大)

2019年6月5日(水) 曇 単独行

自宅4:00―気多若宮神社6:35―(林道ゲート)―下気多登山口7:05(駐車)…二十五菩薩跡7:50…安峰山山頂8:00〜8:15…登山口8:45―(流葉山登山口へ)

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| ぼっち | 「岐阜百名山」勝手に選定委員会 | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
飛騨の山岳探訪(9)―岐阜県最北端キラズ山(1,188m)と六谷山(1,398m)

飛騨の山岳探訪、今回は富山県境の六谷山(1,398m)とキラズ山(1,188m)であります。

 

六谷山(ろくたんやま)は、一等三角点の山で、その名は6つの谷を持つことにちなむ。

三角点は富山県側で、茂住谷以外の5つ谷は同県側、しかも谷を「たん」と呼ぶのも富山方言なんだけど、登山口の茂住峠への入り口は岐阜県側にあって、東茂住から茂住林道で向かうことになる。

 

キラズ山は、岐阜県最北端の山で、その名は、かつて木を伐ると祟りがあると伐採が禁じられていたことに由来する。

今は、富山県側猪谷から林道が伸び、しっかり伐採・植林がされ、登山口もこの林道沿いにある。

 

この2山は、高山市街からでさえ登山口まで約60劼發かることもあって、岐阜県側ではあまり登られていない。

しかし、富山市街からだと40卍度、しかも平成の大合併で2山とも同市に編入され、「富山の百山」にも選ばれている。

「『岐阜百名山』勝手に選定委員」ぼっちとしては、岐阜県であまり知られていなくても、調査リストから外すわけにはいかない。

ということで、梅雨入り前に、いざ踏査  (ロ。ロ)/オウ

まずは、六谷山

国道41号線、飛騨市神岡町東茂住の郵便局のあたりから茂住林道に入る。

この林道は、かつて亜鉛鉱山の搬出路として使われ、さらに江戸時代に遡れば、越中街道の裏街道として使われていた歴史ある道。

おっと、民家のはずれで、(ゆるい)通行止めになっていた。

こんな時のためにと、MTBを積んできたけど、先行のわだちがあったので、進んでみる。

登山中より身の危険を感じるような悪路ながら、周囲には、トチ、ホウ、カツラなどみごたえのある巨木が多い。

20190526六谷山1.jpg

何とか茂住峠に到着。富山ナンバーの車が2台止まっていた。

どうやら登山者じゃなく、山菜採りが目的みたいで、だから通行止めがされていたのかもしれない。

峠には登山口の看板があるので、気分的には安心。

なお、峠から富山県長棟へ抜ける長棟林道はゲートが閉鎖されていた。

20190526六谷山2.jpg

登山口からすぐに、2体の石の地蔵様があり、一方には江戸期の銘文がある。

手前にある、「池田コロ」という碑はどういう意味だろう。

ぼっちの妄想の中では、マタギが愛する猟犬を埋葬した場所じゃないか、なんておもうのですが (?_?)>

20190526六谷山3.jpg

登山道は、中部電力の通信用反射板の巡視路になっていて、その標識や一定の刈り払いがある。

道沿いは、イワカガミの花盛り。

20190526六谷山4.jpg

それにしても、ブナ純林のまばゆい新緑に、目を奪われる。

あまり期待していなかった山なのに、想像をはるかに超える樹林の美しさ。

こんなことがあるから、山馬鹿はやめられないんだよな。。

20190526六谷山5.jpg

取付きの結構な急登に、巡視路お決まりのプラスチックの階段が付けられていて助かった。

途中の少したわんだところは、ササ原で、白山連峰や、山頂方向が眺められる。

約50分で、稜線上に出ると、風が強いせいかブナも灌木状態で見晴らしがいい。

御嶽山、乗鞍岳、笠ヶ岳が、それぞれ独立した風格で並んでいる。

飛騨では、槍・穂高じゃなくて、里や峠から眺められる笠ヶ岳が、乗鞍岳、御嶽山と並んで大事にされてきたのがよくわかる。

20190526六谷山6.jpg

稜線からみる六谷山山頂。

丸くて特筆するような山容ではないけれど、反射板が山頂直下にあるので、同定はできる。

20190526六谷山7.jpg

登山口から1時間半足らずで、六谷山山頂に到着。

登山時間はわずかでも、稀少な一等三角点の山だし、登山口に至るまでがはるばる遠いし、展望も植生も立派なので、登頂の満足感は大きい。

20190526六谷山8.jpg

三角点の周りの灌木をかき分けると、立山連峰の展望が得られる。

黒く鋭い剱岳を、こんなに近くにみられるのも、最北端の山だからこそ。

20190526六谷山9.jpg

笹の被った巡視路をたどり、山頂の少し先(西南)にある反射板まで足を延ばしてみる。

間近に3月に登った漆山岳、その背後には白山連峰が。

残念ながら、西隣のキラズ山の山容は見えなかった。

20190526六谷山10.jpg

結局、六谷山登山道で一番見晴らしが良かったのは、山頂手前の小ピーク。

北側以外灌木がなく、登って来た尾根の向こうに、立山連峰から御嶽山までの雄大なパノラマが広がる。

六谷山、「勝手に『岐阜百名山』」当確であります。

次は、キラズ山。県境を越え、猪谷の神峡橋を渡り、林道に入る。

奥地君が通行止めの道をナビして、必死にバックしたり、猿の一団に遭遇したり、これまた登山より緊張感あり。

途中から未舗装になり、車の腹をガリッとやりながらも、なんとかパンクせずに登山口手前に到着。ふう。

20190526キラズ山1.jpg

ここも登山口には、きちんと登山口の看板がある。

20190526キラズ山2.jpg

整然としたスギの植林は、林道から離れるにつれ、植えっぱなしで雪やシカに痛めつけられ、ヤブだらけになる。

踏み跡はしっかりあり、残置された赤テープがあるからいいけど、いったん外れたら、相当厳しいヤブ漕ぎとルートファインデングを強いられるはず。

20190526キラズ山3.jpg

ルートは、尾根の腹をへつるように付けられ、植林地が途切れ、麓の猪谷が見下ろせる場所もあった。

20190526キラズ山4.jpg

山頂直下100mあまりは、相当な急登で、ブナの純林が残されていた。

20190526キラズ山5.jpg

登山口から1時間15分ほどで、キラズ山山頂に到着。

チシマザサがびっしり生い茂り、展望はきかない。

20190526キラズ山7.jpg

富山平野のある北側を、かなりがんばってチシマザサを刈り払ってあったが、努力むなしく展望はほんの少し。

ただし、立派なブナの巨木を目のあたりにすることができた。

岐阜県側には登山道がないけれど、そちらはキラズ山と言われたような巨木が残されているのだろうか。。

20190526キラズ山6.jpg

<登山記録> (―:車、…:徒歩)

2019年5月26日(日) 快晴暑い 単独行

自宅4:00―飛騨清見I.C.―(県道90号、国道41号線)―飛騨市神岡町東茂住7:15―(林道)―茂住峠(駐車)8:00…六谷山山頂9:20〜9:35…反射板9:45〜9:50…山頂10:00…茂住峠11:20―(林道・国道41号線)―富山県富山市東猪谷12:20―(林道)―登山口手前(駐車)13:15…キラズ山登山口13:20…キラズ山山頂14:30〜14:40…登山口15:30―(流葉温泉入湯後帰路)

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<メモ>

・六谷山の登山口茂住峠までの約8劼領啼擦蓮∋該擇了期など通行止めと(一応)される。

 舗装がない悪路のため、運転にはかなり緊張を強いられる。自己責任で。

 登山道自体は、中部電力の茂住反射板の巡視路になっているので、まずますの整備状態。

 ただし、ヤブが被ることもあるので、踏み跡をきちんとたどっていく。

・キラズ山は、神峡橋を渡り小糸という集落を経由する登山口まで約10劼領啼擦蓮¬な涸になってからが悪路。

 登山口の少し手前の林道分岐あたりが広く、駐車適地。そこから徒歩150m程で登山口。

 登山道はスギの植林を行く。踏み跡は明確で、赤テープも残置されていた。

 途中から植林は荒れ、道の周辺はヤブだらけとなるので踏み跡を外さずに進む。

 最後の標高100m分は急斜面の直登となる。このあたりだけブナ林がすばらしい。

・2017年富山県山岳連盟編「富山の百山 改訂版」では、本峰と北峰の稜線をつなぐ北方稜線が最近刈り払われたとあるが、その存在を事前に知らなかったこともあり、確認できなかった。

 

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簗谷山(1,214m)再訪

連休5月2日に、クマガイソウを訪ねて連れ合いと登った、下呂市・郡上市にまたがる簗谷山。

昨年は4月中に咲いたということだけど、今年は残念ながらまだつぼみだった。

今回、せっかく下呂市の仏ヶ尾山まで来たので、再訪してみることに。

 

今回は(迷わず)弓掛川から簗谷を5劼気のぼった登山口に直行。

新緑はずいぶん進んで、その分、あっけらかんと明るかった谷は、緑の陰影がかんじられる。

20190518簗谷山1.jpg

比較しては申し訳ないけれど、里山の仏ヶ尾山に比べ、森の深さが違う。

簗谷山は、この地域では貴重な山なんだなと改めて実感。

20190518簗谷山3.jpg

さあて、クマガイソウはどうだろう。

20190518簗谷山4.jpg

おお! 満開。

しっかり開いた扇形を2枚合わせた葉から、いかにもラン科らしい華やかで大きな花が一斉に咲き誇っている。

山野草にも、こんな立派な大輪があるんだな。。

園芸種とは違う淡い色調が、森の緑と響きあい、音楽が聞こえてきそう。

20190518簗谷山5.jpg

クマガイソウの名は、花姿を源平合戦の熊谷直実の母衣(ほろ:矢や石つぶてを避けるため兜の後ろに絹を付け風で膨らませる防具)になぞらえたものだという。

同じく熊谷直実に打たれた平敦盛の名を取り、より紅色が鮮やかなアツモリソウとともに、その豪華な花のために乱獲されて、絶滅が危惧されている。

簗谷山登山道でも、その姿見られるのは、南尾根ルートのこの一か所だけ。

写真を撮るためにロープの中に入って踏み荒らしたり、ましてや盗掘するなんてことのないよう、祈らずにはいられない。

20190518簗谷山6.jpg

話は変わって、山麓の「飛騨金山の森」について。

このキャンプ場は、木曽川水系の馬瀬川に岩屋ダムが建設され、ダム湖に沈んだ旧弓掛村のうち、水没しなかった上流部分の集落跡(全員離村)につくられたもので、宿泊所として使われていた画像の建物は、昔の分教場だそう。

ダムができる前は、道路事情もずいぶん悪く、僻遠の集落だったんでしょう。

簗谷山の登山道は、「飛騨金山の森」整備に合わせ、新たに開かれたもの。

だからこそ、深山としてのたたずまいを今に残すことができたんでしょう。

「飛騨金山の森」は、2018年にいったん閉鎖され、規模縮小して「ゆがけの里」として、今年から営業再開されている。

時代の移ろいをさまざまに感じさせられる場所でありました。

20190518簗谷山2.jpg

 

| ぼっち | 「岐阜百名山」勝手に選定委員会 | 05:48 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
飛騨の山岳探訪(8)ー仏ヶ尾山(1,139m)

仏ヶ尾山(1,139m)は、下呂市萩原町の飛騨川右岸にあって、左岸の御前山(1,647m)と向かい合っている。

南にある八尾山(1,101m)とともに飛騨高地最南部の山で、中央高地式気候のため年間通じて降水量が少なく、標高も千mをこえる程度のため、初冬や早春も登ることができる。

また、「癒しの道南飛騨森林浴回廊」という取り組みで、登山道やHPが整備されており、JR高山本線上呂駅から直接登りだすことができるのも良いところ。

この山に、小屋仲間Yaさんと、「ぼっちの『岐阜百名山』勝手に調査」登山。

個人的には、里に近いのに里から山頂が見えず、「隠れ山」の異名を持つ御前山の山容を拝めそうなのも、楽しみであります。

 

登山口は萩原町下野上集落にある。

案内板には、野上の猟師庄兵衛が、この山に黒谷から山の尾に向けて猟に出かけ、明るい山の頂きにいた山鳥を撃って手ごたえを感じ、確かめたところ、阿弥陀仏像だったので、以後殺生をやめたという伝説が、山名の由来となったと紹介されている。

20190518仏ヶ尾山2.jpg

飛騨地方は、雪の苦手なイノシシの被害は少ないけれど、南飛騨のこの山はイノシシ除けの柵のゲートを開けて通過。

地元手づくりの道標を見ながら、ヒノキの植林された斜面に取り付く。

20190519仏ヶ尾山3.jpg

送電線鉄塔のある小平地を過ぎると、かなりの急登となる。

しばらく進むと、おだやかな尾根になって、ヒノキにアカマツが混じりだす。

尾根右側の黒谷は、落葉樹が多く、新緑があざやか。

20190519仏ヶ尾山4.jpg

最初の休憩場所、萩原市街方向が切り開かれた展望所を過ぎると、岩が目立ち、尾根にもコナラなどの落葉広葉樹林が多くなる。

1,045mピーク付近手前で、穴岩という大岩に出会う。

岩には窪みがあって山姥が住んでいたと伝わり、この窪みに煙を流し入れると雨が降ると言われる。

野上の集落では、雨が必要になると、麓の氏神に集まり、太鼓を叩き、竹法螺(竹製の笛)を吹きながら社殿真上の尾根(=登山道)を穴岩まで登り、その周りで焚火をし、穴の中に煙を入れ、その後山頂で御嶽山と白山を拝んだそう。

また、山姥がお産の時に産水がいったので、穴岩から益田川(飛騨川)の水を汲もうとしたときの足跡が岩に残っているともいわれる。

 

裏側から穴岩の上に立つことができ、登ってみたところ、御嶽山や御前山の方向には、あいにく雲がかかっていた。帰路に期待。

20190519仏ヶ尾山8.jpg

尾根を登りきったピークには、明治25年の御嶽大神、白山大神と書かれた石碑がある。

植林される前は、御嶽山だけでなく、白山も遥拝できたのでしょう。

20190519仏ヶ尾山5.jpg

いったん大下した後、登り返すと、二等三角点のある仏ヶ尾山頂に到着。

ここも東側が伐り開かれており、うれしいことに雲が去って、御前山や御嶽山、さらに乗鞍岳方面の展望が得られる。

仏ヶ尾山7.jpg

御前山の山頂(1,647m)は、画像の三角錐のピーク(1,650m)ではなく、そのすぐ右手の平らな部分。

20190519仏ヶ尾山6.jpg

帰路、ふたたび穴岩の上に立つ。

展望は山頂よりいいくらいだけど、標高が下がった分、御前山山頂部の平らな部分が、やや見えにくくなる。

山麓からは、1,650mピークに隠れて見えなくなってしまうんだな。。

20190519仏ヶ尾山7.jpg

登山中目に付いた花は、取付きあたりのつつじの花くらい。

山頂付近にたくさんつぼみがあったので、これから華やかな季節を迎えるんでしょう。

20190519仏ヶ尾山9.jpg

下山後、クマガイソウの花を見るため、簗谷山方向に移動しかけて、萩原町側からの山容の画像がないことに気付く。

ありがたいことに、西側の馬瀬側で、全容が拝める場所があった。

どっしりして独立峰の風格があるけど、植林がかなり進んだ山だなと、改めておもった。

20190518仏ヶ尾山10.jpg

<登山記録> (―:車、…:徒歩) (↓地図クリックで拡大)

2019年5月18日(土) メンバー:Ya、botti

自宅5:30−(Yaさんお迎え)―恵那I.C.−下呂市荻原町下野上集落登山口(駐車)8:45…穴岩10:30…仏ヶ尾山山頂10:55〜11:30…穴岩12:10…登山口13:10―簗谷山登山口(駐車)14:10…クマガイソウ群生地14:30…登山口14:45―(金山湯ったり館入湯後帰路)

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<メモ>

・今回の、下野上集落からのルートのほか、北側の蓮坂峠からのルートもある。

 

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飛騨の山岳探訪(7)―火山(1,379m)

「せせらぎ街道」は、郡上市と高山市を結ぶ国道472号線および県道73号線の愛称で、標高約1,100mの西ウレ峠を分水嶺とするせせらぎ(※)に沿って落葉広葉樹林の中を抜けていく。

※太平洋側に流れる木曽川水系馬瀬川と、日本海側に流れる神通川水系川上川

東海北陸自動車道の開通前は、郡上と高山を結ぶ主要道路として交通量も多かったけれど、今は新緑や紅葉の楽しめる快適なドライブルートとして、岐阜県民をはじめ中京地方の人々に愛されている。

 

火山は、この街道の西ウレ峠の北西に位置する標高1,379mの山で、「かざん」ではなく「ひやま」と呼ぶ。

山名のいわれは定かではないが、少なくとも火山活動に由来するものではない。

ぼっちの「岐阜百名山」勝手に選定委員会、蕎麦角山に引き続き、ダブルヘッダーでいざ踏査  (ロ。ロ)/オウ

20190511せせらぎ街道.jpg

西ウレ峠の東側にある、金山谷の未舗装の林道に入る。

しばらく進むと、道は南・西・北方向に分岐し、真ん中の金山谷本谷に沿った西向きの林道に入る。

道は細く、進んでいくのが心配なので、愛車奥地君を待たせ、MTBのジャイアン号に乗るまではなかろうと、徒歩で進む。

20190511火山1.jpg

予想通り、倒木が道に横たわっていたりして、徒歩が正解だった。

あたりは植林の山ながら、沢沿いにはサワグルミなどの渓畔林が芽吹き、せせらぎの音を聞きながら進むと、めざす火山が見えてくる。

20190511火山0.jpg

林道歩き約30分で、終点に到着。「保安林」の黄色い看板があるだけで、登山用の標識などは全くみられない。

先行者の登山記録を読むと、次のようなルートが取られていた。

/神橘未糧根を直登して山頂をめざす

∈玄蠅梁瑤鯏肋弔靴堂仍各遒1,358mピークに出て稜線伝いに山頂をめざす

真正面の尾根右手の谷沿いに山頂をめざす

,世函標高差200m足らずであっけなく着いてしまいそうなので、今回は、△播个蝓↓で下るフルコースを選択。

林道終点から少し戻り気味に沢を渡り、ヒノキの植林された尾根に取り付くと、何とか踏み跡を拾っていくことができる。

20190511火山2.jpg

途中からは、ブナやミズナラの森にかわり、コブだらけの大木もみられる。

20190511火山3.jpg

1,358mピークは、ヤブも薄く、芽吹きの始まった木々の梢が明るい。

20190511火山4.jpg

芽吹き直後なので、何とか木の間越しに、飛騨山脈の白い山並みが透かし見えた。

もう1週間もすれば眺望は得られなくなるだろうな。。

20190511火山5.jpg

1,358mピークからの稜線は、ブナやミズナラの巨木が多くなり、梢を見上げては、挨拶をしていく。

20190511火山7.jpg

次第にササが登場し、途中からは背を越すチシマザサに覆われ踏み跡も明確ではなくなり、本格的なヤブ漕ぎとなる。

特に稜線上はヤブが濃いので、やや左下あたりを狙っていくと、沢から上がってきた踏み跡なんかも見えだす。

背後の郡上方面で、黒い雲が湧きだし、遠雷も聞こえはじめたので、きびきび進む。

山頂直前になると、急に稜線の濃いヤブが刈り払われた明確なルートとなり、ひと安心。程なく山頂に至る。

20190511火山6.jpg

二等三角点の標石のある山頂周りも広めに刈り払われていた。

ただし、周囲はチシマザサに覆われ展望はなく、山名の看板などもみられなかった。

20190511火山9.jpg

下山路ののルートも、チシマザサが刈り払われ、ブナやダケカンバの間を快適に下っていくことができる。

20190511火山10.jpg

快適すぎてあっけないほどすぐに植林帯に入り、林道終点に到着。

山馬鹿的には、往路に△領農ルートをたどって、ちょうどよかったという印象。

20190511火山11.jpg

火山の北麓、高山市荘川町六厩(むまい)は、かつて宿駅があり、六厩金山があった。

金山谷の名は、その歴史に由来しているのでありましょう。

ただし、今の火山は、標高、山容、眺望、登り応えなど、この山の個性というか、売り物には事欠く。

もっとも、せせらぎ街道沿いで、ブナやミズナラの新緑や黄葉の探勝をしたいなという時には、ちょうどいい山。

ぼっち的には、ヤブ漕ぎの訓練場としても、程よいのではと思う次第。

 

<登山記録>  (―:車、…:徒歩)  (↓地図クリックで拡大)

(蕎麦角山登山口飛騨市宮川町西忍)12:15―せせらぎ街道金山谷分岐―(林道)―分岐付近(駐車)14:20…林道終点14:40…1,358mピーク15:10…火山山頂16:00…林道終点16:35…駐車地点16:50―名宝温泉(入湯)17:30〜18:00―自宅20:00

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<メモ>

・ダニ対策について

 ヤブ漕ぎにダニはつきもの。

 事前対策としては、肌を露出しない服装、ディード成分の入った防虫剤(蚊やヒルにも効果あり)が効果的。

 山から下山したら、温泉に寄るなどして早めに着替えることも心がけたい。

 今回も、温泉でシャツを脱いだら、ダニが2匹出てきて、食われずにひと安心。

 

| ぼっち | 「岐阜百名山」勝手に選定委員会 | 21:33 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
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