WALK あばうと 日本4,000山

「新日本山岳誌」掲載の約4000山が修行の地。 めざせ山仙人!
能郷白山(1,617m)で積雪期講習

ぼっち地元の会では、今冬、スペシャリストNu講師のもと、積雪期講習を精力的に開催している。

小津権現山、花房山、蕎麦粒山に続く、3月3日の能郷白山での講習に参加してきました (ロ。ロ)/

 

今冬は、記録的な雪の少なさで、能郷谷林道も、もう雪がない。

標高約380mのゲート前に車を止め、長い林道歩きを開始。

20190303能郷白山ゲート.jpg

標高約700mの林道終点まで、1時間あまりで、ようやく登山口に到着。

最初の渡渉が実は一番の難所だったりするけど、小雪のせいか水量な少なくて難なくクリア。

20190303渡渉.jpg

尾根に出るまでの急登は、今季はもう夏道をたどることができる。

「能郷白山まで1/6」という標識のあたりでようやく雪が出てきた。

昨日の土曜は快晴だっただけに、多くの踏み跡が残り、壺脚で進んでいくことができる。

能郷白山は標高千mあたりまで林道がのび、戦後に皆伐されているため、二次林のブナ林もまだ若い。

能郷谷源流部は、すさまじく荒れ、砂防ダムが30以上連続している。

1,040mあたりでいったん林道に出合い、1,150mあたりでようやくメインの尾根に出る。

尾根上は、傾斜もさほどではなく、快適に進んでいくことができる。

展望が開け、左手(西側)に、磯倉(1,541m)が見えてくる。

三角点はなく、地形図では能郷白山のおまけみたいだけれど、実見すると三角錐にきりりと引き締った雄姿に登高欲をそそられる。

越美山地では、能郷白山に次ぐ標高を誇り、日本百名山の荒島岳(1,523m)より高く、ぼっち地元の山の会では人気の山。

夏は厳しいヤブなので、残雪期テント泊の場合が多い。ぼっちも近々登ろうとねらっている。

20190303磯倉遠望.jpg

見事なブナも次々登場。

20190303ブナ.jpg

能郷白山山頂に近づくにつれ、霧が掛かりだした。

Nu講師が、目印の赤布の付け方を講義。

尾根の場合、分岐の4〜5m下に付けるのが帰路を見つけやすいとのこと。

枝がない雪原では、持参の先を割った細い竹に、赤布を挟む。

20190303赤布.jpg

前山(1,491m)の西側山腹を巻いたあたりで、能郷白山の山頂が見えてくる。

山頂部は、東北〜西南方向にのっぺり長く、おおらかな姿で、磯倉とは対照的。

このあたりも、霧が出たらルートがつかみにくい箇所なので、赤布の竹竿を差していく。

竹竿の間隔がどれくらいがいいかなどは、やはりOJTじゃないと分からない。

20190303能郷白山.jpg

11時45分能郷白山山頂に到着。ゲートからここまで約4時間半。

能郷白山は、養老元年(717年)に加賀白山を開いた僧泰澄が、翌年3月13日に開いたと伝えられている。

その能郷白山開山1300年祭が、昨年2018年に開催された記念の標識が立っている。

風が強いため、記念撮影後早々に撤退。

20190303能郷白山山頂.jpg

山頂下の尾根でピッケルを使って滑落停止の講習。

「滑落するとどんどんスピードが上がるから、とにかく滑った最初の段階で腹ばいになって止めること。

ピッケルは脇を閉め雪面に突き立てること。」

基本を復習するのは大事だなと改めて思った。

20190303滑落停止講習.jpg

最後に、ピッケルについて説明。

「頭の広がった方がブレード、尖った方がピック、柄はシャフト、柄の下に付いた尖った部分がシュピッツェまたは石突き。

頭の中央に穴が開いているのはバンドを通すためでもあるけれど、確保するときにピッケルを雪に深く差し、ザイルを支持するのにも使う」

緊急時しか使わない技術こそ、時々復習も大事だなと感じた、充実の訓練でありました。

 

SNSなどで、簡単に最新の山情報が入手できる時代だけど、我流の山登りはどこかで壁にぶつかる。

まして、奥美濃のような登山者の少ない山域だと、今一歩未知の山に踏み出せない。

しっかりした山岳会で、基礎技術をみがいたり、この山に行ってくると連絡を取り合うことで、壁は超えられる。

団体行動は敬遠されがちな風潮だけど、自由な山行と並行すればいい。

やはり所属山岳会があるのはありがたいもんです。(←PR)

20190303ピッケル講習.jpg

<登山記録> (―:車、…:徒歩)

2019年3月3日(日) 曇のち時々小雨 メンバー:Nu、H、O、Y、F、botti
樽見駅(集合)5:30―能郷谷林道ゲート(駐車)6:20…登山口(渡渉)7:35…能郷白山山頂11:45…(山頂下で昼食・滑落停止訓練)11:55〜12:20…登山口15:55…ゲート16:55…樽見駅(解散)17:10―(うすずみ温泉入湯後帰路)

 

| ぼっち | 日本200名山 | 06:34 | comments(3) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
シラネアオイの戸隠山へ

「北信五岳」と呼ばれる、妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯縄山。

そのうち、最も登山の難易度が高いのは、難所「蟻の塔渡り」で知られる戸隠山。

この難峰に、長野単身赴任中に北信五岳制覇をめざすYさん、日本300名山完登をめざす高所恐怖症のTuboさん、夏に「北アルプスデビュー」をめざす若きN君をご案内、シラネアオイが見頃となる6月梅雨入り直前を狙い登ってきました (ロ。ロ)5ドメデス

 

登山口の奥社は、新緑に包まれた社叢の巨木群が見事。観光客に混じって、ヘルメットを背に進む4人組。

20180512戸隠奥社.jpg

「蟻の塔渡りは、確かに落ちると滑落でなく墜落になる難所だけど、区間は短いから、格好をかまわず岩に這いつくばっていけば何とかなる。むしろ戸隠山の難しいのは、観光地みたいな奥社から1時間半くらいで、いきなり蟻の塔渡りが始まる心理的なギャップによる恐怖心にどう打ち勝つかじゃないかな」

「百間長屋という長細い岩屋を過ぎると、いきなり鎖場が始まるから、ヘルメット被ってね」

20180602戸隠山登山道1.jpg

「戸隠山は、かつての海底火山で凝灰質集塊岩でできていてもろいから、鎖や岩を信頼しきらずに、3点支持の基本を守ってね」

皆さん、案外うまく鎖場を登ってくるので一安心。

20180502戸隠山登山道2.jpg

いよいよ、蟻の塔渡り登場。脚のすくんだ先行のおばさんのおかげで20分ほど待ちとなる。

「右側にエスケープ・ルートもあるけど、そんなに安心できるわけじゃない。難所と言ったって20mほどに過ぎないから、むしろ、細い稜線をまたいでずるずる進んだ方が安全かも。腰を引かずに、前へ前へと進んだ方がバランスが取れるよ。もうすぐそこに八方睨みのピークが見えているでしょう、あの手前の樹林帯に入れば難所はクリア―だから」

20180602蟻の塔渡り.jpg

余裕のN君、身のこなしがいいYさん、一番ベテランだけど一番表情の硬いTuboさん、難所をクリア。

「登りより、下りの方が、脚がすくむかも。前に、西岳方面から10時間くらい八方睨まで歩いた後、この下りを見下ろした時は、けっこう怖かったなあ。今回は、一不動から戸隠牧場に下るから大丈夫。ただし、一不動の下りも鎖場があるから、覚悟はしておいて」

20180602八方睨みから.jpg

八方睨みで、ようやく遅い昼食。

N君に貸してあげたヘルメットに、人懐こい(?)アゲハチョウが止まってくれた。

八方睨から南に続く、本院岳、西岳(2,053m)。

信州百名山では、佐武流山、鋸岳と並んでもっとも難易度が高い山に、また昇りたくなってしまった。

20180602西岳.jpg

標高1,900mの八方睨の少し先に、1,904mの戸隠山の山頂がある。

頂きの雲が切れて、明日登る予定の高妻山、乙妻山もしっかり観察できる。

20180602戸隠山山頂.jpg

このあたりから、名花シラネアオイが登場。

薄紫の大輪の花が、登山道脇に続くのは、なかなかお目にかかれない美景。

戸隠山というと、トガクシソウ(トガクシショウマ)も有名だけど、登山道沿いで見ることはまずできないらしい。

20180602シラネアオイ.jpg

三角点がある九頭龍山の向こうに、奥社の参道と、その先に飯縄山が見える。

同じ信仰の山といっても、海底火山が隆起した戸隠山と、約5万年前まで活動していた火山である飯縄山の成り立ちは全く違う。

20180602九頭龍山と飯縄山.jpg

一不動の避難小屋から戸隠牧場に向け下山にかかる。

途中の「氷清水」の冷たさ、うまさといったらない。

20180602氷清水.jpg

一不動からの下山道も、気を抜けない。

最後に控えている帯岩のへつりや、滑滝の滑りやすい斜面を慎重にクリアしていく。

20180602帯岩.jpg

17時過ぎ、ようやく戸隠牧場に降り立つ。

北信五岳を制覇したYさん(狙っていなかったけど実はTuboさんも)おめでとう。

牧場の中に、トチの大木や、五地蔵桜など、立派な樹木がある。

おいしいソフトクリームにようやくありつけ、充実の一日が終了。

<登山記録> (―:車、…:徒歩)

2018年6月2日(土) 晴ときどき曇 メンバー:Tubo、Y、N、botti

自宅4:30―長野(Yさん合流)―奥社駐車場(駐車)10:00…奥社11:00…(途中20分停滞)…八方睨13:05〜13:40…戸隠山山頂14:00…九頭龍山14:55…一不動避難小屋15:50…戸隠牧場(Yさん帰途)17:45…奥社駐車場18:15―大坐小屋(泊)

 

 

| ぼっち | 日本200名山 | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
真夏の戸隠山(1,904m)

天岩戸の戸を隠したとの伝説を持つ北信州の名峰、戸隠山。

標高こそ2千mに満たないけれど、岩峰群が屹立(きつりつ)する古き修験の山で、日本200名山。

ぼっちの大坐小屋からも近く、これまで季節やルートを変えて4回登っている。

 

しかし、最近遠くの山ばかりで、気が付けば10年ほどご無沙汰。

8月21日、戸隠山初登りのメンバーをご案内も兼ねて、久しぶりにやってきマシタ (ロ。ロ)/

戸隠の里から見上げる戸隠連峰、その中央部の深い影を作る尾根が、表登山道。
アプローチは戸隠奥社への参道。

人ごみ嫌いのぼっち、思い返せば真冬にスノーシューでは歩いても、真夏に参道を歩いたことは、ほとんどない。

参道の杉並木や、その奥のブナやミズナラなどの木立の立派さに、あらためておどろく。
奥社社務所の手前が、戸隠山への表登山口。

妙義山と並び、「神社脇から何気なく登り始め、気が付けばとんでもない岩場」という構成で、遭難者が多い。

登山届はしっかり出しておこう。
屏風のようにそそり立つ山、樹林帯の中いきなり急登が始まる。

真夏なので、しっかり汗をかく。

1時間余りで最初の岩場、五十間長屋に到着。

岩肌がえぐれて、雨宿りできそうな長屋状になっている。

ここで、念のためヘルメットを装着。


百間長屋を過ぎると、鎖場が連続。

凝灰角礫岩の岩肌は、凝灰岩に溶岩が混じる。

溶岩は基本、ホールドになるけれど、ボコッと抜けてしまうことがあるので三点支持の基本を守って慎重に慎重に。
そして、いよいよ最大の難所蟻の塔渡り、剣の刃渡りの連続。

幅が50cmくらいの痩せ尾根の両側はスパッと切れ落ちているので、足を踏み外せば、滑落じゃなくて墜落になる。

距離は短いものの、怖れが、必要以上の緊張を連れてくる。

今回も、途中で身動きできなくなった女性が、すごく時間をかけて引き返しておられた。

それなのに、Nさん、立ち上がって両手ピースなんかしちゃっていいんですか。。
難所を過ぎれば、あっけなく稜線上の八方睨(はっぽうにらみ)に到着。

全員無事にたどり着けて、案内人としてはほっと一息。

樹林の中、鏡池がガラスの欠片みたいに光っている。
八方睨の少し先のピークが、戸隠山の最高点1,904mポイント。

三角点はない。

本当なら、高妻山が迫って見えるはずだけど、残念ながら雲が隠している。
九頭竜山のピークを通過、風もなく、稜線上のアップダウンは喉が渇く。

一不動の避難小屋から、戸隠牧場に向けて下山にかかる。

こちらのルートは、ただ下るだけかと思ったら、岩をへつる鎖場もある。

確かにこんな場所に来た気もするけど、戸隠山とはつながらない。記憶っていい加減だな。。
難所を過ぎればサクサク下山。

せせらぎに出会うとしばらくで、戸隠牧場に到着。

牧草の中、サル君たちがのんびり遊んでおりマシタ。

 

 

 

 

 

 

 

 

<登山記録> (―:車、…:徒歩)

2016年8月21日 晴時々曇 メンバー:Su,Ho,I,N,botti

大坐小屋5:45―奥社前駐車場6:15…奥社参拝…登山口7:05…五十間長屋7:55…百間長屋8:05…蟻の塔渡り9:00…八方睨9:20~9:35…戸隠岳最高点(1904m)9:55…九頭竜山…一不動避難小屋11:50~12:00…戸隠牧場13:00…奥社駐車場13:25―帰路

 

| ぼっち | 日本200名山 | 20:56 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
飯縄山(1,917m)の2月
山の会のメンバーを誘って大坐小屋で開催する「プチ冬季合宿」も、回を重ねること10回。
小屋のすぐ後ろにそびえる日本200名山の飯縄山は、安心して冬山訓練ができるゲレンデ。
今年も、快晴の2月7日、Tubo部長、Nさん、Iさん、Konちゃんの参加で、いざ、訓練開始!

20150107雪中行軍毎冬、同じ山に登ると、年によって積雪の量やコンディションが大きく違うことが分かる。
今年は例年より積雪が多めで、一の鳥居登山口には、「アイゼン推奨」の張り紙があった。

中腹の「駒つなぎ場」というポイントから、夏道は雪崩の危険があるので、尾根を直登していく。
キックステップで何とかアイゼンなしでも登りきることができた。

20150107飯縄山山頂へ飯縄山山頂は、飯縄神社のある南のピークと、三角点のある北のピークが連なる。
避難小屋も兼ねた飯縄神社のコンクリートのお堂は、雪の下。
20150207高妻戸隠いつになく空気が澄んで、山頂からは、手前の高妻山を最高峰とする戸隠連峰、その奥の日本海から乗鞍まで連なる飛騨山脈の全貌が目に迫ってくる。

目を北に転じれば、信州・越後国境の頸城山塊が。
富士火山帯の最北端の火山群は、飛騨山地とは山の成り立ちの違いが良く分かる。
昨秋たどった火打山から焼山のあたりは、ひときわ雪が多そう。。
20150107妙高から高妻

20150207雪下ろし後すばらしい眺望を堪能した後は、小屋の雪下ろしを堪能してもらい…
20150207餃子夕飯は、雪下ろしのお礼に、ぼっち手作りの餃子を堪能してもらいマシタ。
(餃子の皮も、具の白菜・ニンニクも、餃子を載せた皿も手作りでありマス。(ロ∧ロ))
<登山記録>
2015年2月7日(土) メンバー:Tubo、I、N、botti
大坐小屋―一の鳥居登山口10:05 …駒つなぎ場11:00 …飯縄神社11:50 …飯縄山山頂12:25~12:45 …駒つなぎ場 …登山口14:15
<メモ>
飯縄山は、冬でもほぼ毎日登る人があり、ルートはしっかりしている。
十三仏の石仏をたどり、駒つなぎ場までは夏道と同じ。
そこから夏道は右手(東)に巻いているが、雪崩の危険があるため、冬は尾根を直登する。
このあたりは、アイゼンがほしいところ(急なのでわかんやスノーシューは向かない)。
山頂からは、文字通り360度の展望。
このHPが親切なのでご参考に(ありがとうございます)。
| ぼっち | 日本200名山 | 06:24 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
四国山地巡礼(1)―寒風山・笹ヶ峰

11月22日〜24日の三連休は、雪便りの本州を離れ、四国の山巡りに。
愛車OUT BACKの奥地君に導かれ、Gan先輩と小屋仲間Yさんと同行という、定番の道中。

鳴門海峡を渡って、中央構造線に沿う徳島自動車道を走ると、改めて四国は山が深いなあと実感。
まずは、四国山地の中央部、寒風山から笹ヶ峰へ。

四国山地を貫き、愛媛県と高知県を結ぶ寒風山トンネルは、一般道のトンネルでは長さ日本一。
その高知県側の出口から、林道みたいな旧国道を登って旧寒風山トンネルの出口に到着。
ここは、西へ向かえば伊予富士、瓶ヶ森、石鎚山などに、東へ向かえば、寒風山、笹ヶ峰などにつながる、西日本きっての縦走路の重要な登山口。
山深い四国には、熊もいるから、鈴を付けて登山開始。

20141122寒風山紅葉の終わった登山道を直登し、桑瀬峠へ。
関門海峡を抜けてきた日本海の北西風がまともに吹きつける場所なんでしょう、生えているのは背の低いシコクザサばかり。
行く手の寒風山(カンプウザン:1,763m)は、かつて、サムカゼヤマとも呼ばれていたそう。
岩だらけの山頂直下は、梯子も連続して、高度感もばっちり。


20141122笹ヶ峰寒風山山頂からは、四国山地の全容が。
西に連なる、伊予富士・瓶ヶ森、石鎚山は、それぞれピストンでは訪れことがあるけれど、いつか縦走で行きたいもの。

そして、東には、これから向かう笹ヶ峰が、その名のとおり笹の斜面を光らせている。
かつて北側の丸山荘から登った時と、稜線からめざすのでは、ぜんぜん印象が違う。


20141122笹ヶ峰南麓太平洋と瀬戸内海を見下ろす、西日本きっての縦走路を楽しみながら笹ヶ峰へ。
かつて、「石鎚山」とは、笹ヶ峰をさしていたという説もあるくらい、山岳信仰においのつよい山頂には、蔵王権現や不動明王が祀られている。

下山は、南側のイブキザサの生い茂る急斜面を一気降り。



20141122笹ヶ峰南麓登山道背の高い笹が終わると、そこは立派なブナ林。
東北などのブナと違い、大きく枝分かれしてのびのび育っている。


<登山記録>
2014年11月22日(土) 晴のち曇り Gan先輩、Yさん、Botti (―:車、…:徒歩)
―伊予西条I.C.―寒風山トンネル―寒風山隧道高知県側出口駐車場(登山口)10:00 …桑瀬峠10:50 …寒風山11:50〜12:15 …笹ヶ峰13:45 …林道出合15:00 …登山口15:45―西条・石鎚酒造―いよ小松I.C.―seasideうわかい19:30(泊)

<メモ>
・寒風山隧道高知県側出口駐車場は、20〜30台くらい。
 石鎚スカイラインにつながる瓶ヶ森林道の起点でもあるが、そちらは通行止めになっていた。
 行く時は最新の情報を。
・桑瀬峠〜笹ヶ峰までの縦走路は、よく整備され、寒風山直下の梯子も特注の立派なもの。
・笹ヶ峰から林道に直接降りる、南尾根ルートは、上部は短い笹だが、下るほど丈高い笹に覆われているので、踏み跡を外さないように。
・南尾根ルートの登山口(下山口)から、旧寒風山隧道入口までの林道は未舗装だが、車の走行は可能。
・熊出没の立札あり。熊鈴は必携。

| ぼっち | 日本200名山 | 06:33 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
朝日連峰大縦走(2)―ブナの森から以東岳へ
 8月1日(金) 登山基地大鳥の集落を後に宿のマイクロバスで泡滝ダムへ。

20140801吊橋熊鈴を付けて東大鳥川沿いに登山開始。
今回はテントも入ってるから、ザックが重いや。

吊橋を二つ渡るうちに、深いブナの森に入り込む。
雪国の山は、アプローチからしていいんだよなあ。。
20140801大鳥池七ツ沢を離れ、七曲がりの急斜面をジグザグに詰めきると、ある瞬間、別の世界に入る。
木の間越しに、静かに広がる湖面、それが大鳥池。

かつては女人禁制で、幻の巨大魚タキタロウが棲むと言い伝えられてきた。
20140801タキタロウ山荘湖畔に立つ大鳥小屋、別名「タキタロウ山荘」。
かつて、山仲間にして小屋仲間のYさんと泊った時と同じ時間が流れている。
20140801渡渉地点以東岳へは、オツボ峰を経由するルートと、大鳥池から直登するコースがある。
今回は直登コースを選択。

湖岸をたどり、渡渉地点を越え、尾根に取り付く。
灌木の中の急登は、風も通らないし荷物も重くてへろへろ。
しかし、ここで踏ん張れば、楽しい縦走路が待ってるはず。
20140801大鳥池俯瞰ようやく樹林帯を抜けると、「熊の皮を広げたような」と言われる大鳥池が俯瞰できる。
しかし、その姿もしばらくで霧の中に。
20140801以東小屋ようやくたどり着いた以東小屋。
老朽化が進み使用不能と聞いていたけれど、夏場ならしのげそう。

霧の中の以東岳山頂(1,771.4m)。
ここからは、未踏の地。
さあ、縦走に踏み出そう。
20140801以東岳山頂
20140801マツムシソウ視界の不良を、お花畑がなぐさめてくれる。

一面のハクサンイチゲと深い紫のマツムシソウ。
草原地帯に散らばるニッコウキスゲ。
ひそかに咲くヒナウスユキソウ。
岩に張り付くイブキジャコウソウ。
咲き残ったチングルマ。


霧がやや晴れ、今夜の宿、狐穴小屋が見えてくる。
20140801狐穴小屋
20140801狐穴小屋風呂?小屋には、管理人が入られ、気さくに迎え入れてくださる。
自炊、寝袋持参だけど、風雪に耐えられるしっかりした小屋と、目の前にあふれる雪解けの水。
それがどんなにありがたいことかは、奥駈縦走の経験から、身に染みる。

管理人さんは、穴を掘って「名湯狐穴温泉」てシャレておられたけど、雪解けの水風呂ですから。。
<登山記録> (凡例 ―:交通機関、…:徒歩)
2014年8月31日(金) 曇 
大鳥口5:00―(宿のマイクロバス)―泡滝ダム登山口5:30 …大鳥小屋8:25 …渡渉点9:05 …以東岳山頂12:00 …狐穴小屋14:10(泊)
<メモ>
朝日屋旅館は、朝日連峰の情報、釣り場の情報、道路情報の集まる拠点。
 徒歩だと3時間かかる泡滝ダム登山口までマイクロバスで送迎してくれる。
・大鳥小屋(タキタロウ山荘)は夏場は管理人が入る。
・大鳥小屋から以東岳までは、オツボ峰を通る尾根道のコース(所要3時間40分)と、直登コース(所要3時間30分)がある。
 直登コースは、雨天時等は渡渉な困難な場合があるので要注意。
・以東小屋は2014年現在老朽化のため使用困難となっているが、夏場の避難用には、何とかなりそう。(この山域の小屋は、どこもしっかりしているだけに改修が待たれるところ。)
・狐穴小屋は、夏場は管理人が入り、使用料1500円。
 寝袋持参、自炊だが、水場が小屋前にあり建物もしっかりしている。
| ぼっち | 日本200名山 | 06:32 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
北の大地の大縦走(4)―ハイマツ帯から火山地帯へ
 250822オプタテシケ山への登り22日、2時半起きなのに、泥だらけのテント撤収に時間がかかって出発は4時45分。
まだまだ、修行訓練が足りないなあ。。
雪解けが遅かったのか、咲き残るチングルマの登山道を、オプタテシケまで、いきなり標高差約500mの直登。

昨夜半の雨で重たくなったテント入りザックと、濡れた登山靴に、闘争心は低下、もうどうにかしてって感じ。


250822オプタテシケ山いくつかの鋭鋒が手前にあって、もう少し、もう少しとあえぎながら、ようやくオプタテシケ山頂(2,012.7m)に。
なんだか、標柱にもたれかかるOSPLAYのザックが我が身を表しているみたい。

山頂からの下りは、赤茶けた火山礫がごろごろ、同じ山じゃないみたい。
いよいよ、火山地帯に足を踏み入れたんだな。。
250522ベベツ岳大下りの後は、次なるベベツ岳(1,860m)が待ってる。
縦走は、とにかく、いくつもの山が稼げていいね(トホホ)。

美瑛富士避難小屋が見えてくると、ようやく孤独な世界から解放。

250922美瑛岳美瑛富士をやり過ごし、再び美瑛岳までの300m余りを、もくもく直登。
と、美瑛岳山頂は、十勝岳からの周遊登山客で大にぎわい。
雲が切れ、美瑛岳から十勝岳まで続く、巨大な火口壁が目の当たりに。
なんだか元気が出てきたぞ。

25082月の沙漠美瑛岳を過ぎると、また霧が降りてきて、独りきり。
植物もない、細かい火山礫の長い斜面を、ひたすら直登。
またテンションが低下、いつの間にか、「月の沙漠」を口ずさんでた。
250822十勝岳山頂視界も効かないし、もう勘弁してって頃に、ようやく十勝岳山頂に到着。
(OSPLAYのザック、ばったり倒れてマス。)
この時点で15時半。



250822上ホロ小屋もうあと1時間と少し、と自分を励まして、何とか上ホロカメットク山直下の上ホロ避難小屋に到着。
冬のスキーにも使われるのか、2階にも入口が。
ここから下界までまっすぐ降りれば2時間余りだけど、降り切る自信なし。
テント設営の余力なし。
小屋はありがたいねえ。。

250822上ホロ小屋内部小屋には、がらんと誰もいない。
ザックをドサっと下ろすと、日暮までにと、雪田の下のわずかな水を汲んでくる。

ラジオは、ファイターズの野球放送ばかりで、天気予報がないのがもどかしい。
下界で聞いた、最後の週間天気予報では明日は曇りのち雨。
予定していた富良野岳経由で、十勝岳に降りると、あと5時間余り。
コースタイムで降り切る自信ももはやなくて、気弱に(←冷静に?)直接下山を選択。
心は平和に。

結論。
「テント泊は、ピッチがどうしても上がらなくて、行程の制約になるし、登山道脇の植物を見る余裕さえなくなる。軟弱でも、同じ工程が組めるなら、小屋泊の方がいいかも」(←それでも山修行?)
| ぼっち | 日本200名山 | 05:30 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
4月の大坐小屋たより― 北信濃の春
足早に過ぎ去っていく今年の春。
それでも、大坐小屋のある飯綱高原は、まだやっと雪解けしたばかり。
例年通り床下浸水しちゃって(涙)、対応に追われる小屋管理人ぼっち。

250413飯縄山十三仏なんて、いいながら、小屋のすぐ裏手に登山口のある、日本200名山飯縄山(1,917m)にも登ってきた。
雪と芽吹きの間の季節は、ガランと空があるばかり。
道しるべの、十三仏を数えながら頂きをめざす。
250413飯縄山山頂山頂直下から、雪を踏んでいく。
1月2月は雪の下にもぐる山頂の大きな標識も顔を出してた。
250413戸隠山西岳〜戸隠山の荒々しい岩稜の向こうに、白馬岳から北に延びる雪の稜線。
ああ、あそこは懐かしの栂海新道だ。
250413小布施ワイナリー春は、日が長くなってうれしい。
飯縄山から下りて、浸水対応して、残された午後の時間は、小布施ワイナリーへ。
「よくぞあきらめずに私達の蔵を見つけだしてくれました! Thank you!」って看板が出迎えてくれる小さな醸造元。
風土を見据えて、畑作りから始めている北信濃の誇りといっていいワイナリーであります。

250413千曲川の林檎小布施を向かう途中の、千曲川河川敷。
もうリンゴの花がほころんで、農作業が始まってる。
この時期の仕事は、張り合いだろうな。。
250413千曲川の桜振り返れば、鉄橋の向こうに、飯縄山のシルエット。
北信濃の春は、ひと呼吸、ひと呼吸、生きる喜びにあふれてる。

| ぼっち | 日本200名山 | 06:12 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
日光女峰山(2,483m)再訪
日光は、日本百名山男体山、200名山女峰山、300名山太郎山が連なる名山の集中地帯。
これら三山は、二荒山神社のご神体で、夫婦・親子の関係。
12世紀にはじまる本地垂迹説では、仏としても信仰される、典型的な山岳信仰・神仏習合ワールド。
ぼっちは日本200名山完登をめざしていた4年前以来の再訪

231104男体山戦場ヶ原から、男体山を裏から眺める志津林道から登山開始。
馬立から、女峰山の裾野に取りつく。

飛び石連休の狭間のせいか、登山道は至って静か。
Gan先輩といろんな山の思い出話をしながらゆったり登高。

ガレ場を渡っったところにある唐沢避難小屋で、二荒山神社からの信仰の道に合流。
小屋脇には、不動明王の石像と祠が。

231104女峰山這い松のある山頂に到着。
・女峰神社
・その背後の標柱のある最高点。
・やや離れた誰もいない小峰の三角点
どの地点をゴールとみるかで、その人の登山観が分かるかも。

ぼっちの場合、最高点と、三角点両方でバンザイしてマシタ。





231104富士見峠へ前回は、志津小屋を起点に、大真名子山、小真名子山、帝釈山を越えて、女峰山山頂に立った。
そのアップダウンの激しさに参ったもの。
今回の下山は、帝釈山だけ通って、富士見峠から志津林道に降りるコース。

遥かに見えるのは、日光白根山。
231104太郎山帝釈山からは、明日向かう、太郎山が間近に。
親神・子神といった関係が、ごく自然に思われる神話的な光景。

下山後は、男体山登山口の志津小屋で芋煮と赤ワインでまったり。

<登山記録>
大坐小屋3:10―志津林道(駐車)8:10 …馬立分岐8:45 …ガレ場(水場)10:05 …唐沢避難小屋10:25 …女峰山山頂11:20〜12:10 …帝釈山12:40 …富士見峠13:35 …馬立分岐14:35 …志津林道15:10 志津小屋泊
| ぼっち | 日本200名山 | 22:49 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
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